授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | アジアにおける情報社会の政治学的・社会学的な基盤の理解に必要な考え方を身につけるため,本授業では,東アジア・東南アジアにおける政治コミュニケーションおよび国際政治の基礎を学ぶ。具体的には,メディアの自由,権威主義国家におけるメディアの役割,メディア史,パブリック・ディプロマシー,国家ブランディング,ポピュリズム,ナショナリズム,文化帝国主義などのトピックをカバーする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | In this course, students will learn the basics of political communication and international politics in East and Southeast Asia in order to acquire the ideas necessary to understand the political and sociological foundations of the information society in Asia. Specifically, it covers topics such as media freedom, the role of the media in authoritarian states, media history, public diplomacy, national branding, populism, nationalism, and cultural imperialism. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | この授業では,受講者が授業終了時に以下の知識・能力を身に着けていることを目標とする。
1. アジアにおける政治学とメディア・コミュニケーションの基本的な概念について説明することができる。
2. 政治コミュニケーションを分析するにあたって必要な,基本的な分析手法や考え方にについて説明することができる。
3. 東アジアおよび東南アジア諸国のメディア政策や制度,それぞれの国々におけるメディアの社会的・政治的役割,さらにはそれらの影響について理解し,説明することができる。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 以下のポリティカル・コミュニケーションに関わる重要テーマについて、アジアでの事例を取り上げつつ講義する。
・文化帝国主義やその批判など、メディアをめぐる世界システムの諸議論。
・国家によるソフトパワーを高める試み。パブリック・ディプロマシーや国家ブランディング等。
・権威主義諸国を中心としたメディア規制政策。
・アイデンティティ・ポリティクスとメディアの関係。ナショナリズム、ポピュリズム、メディア・ポピュリズム等。
・情報操作や、いわゆるフェイクニュースをめぐるプラットフォーム・ガバナンス
講義内では、NUCTを通じて資料を配布し、また、授業内外での課題もNUCTで提出することが求められる。したがって、講義への参加者は、NUCTにアクセスできる端末を準備したうえで、授業に参加すること。 | |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 講義中に与える課題の評価50%,期末課題50%。合計100点満点で60点以上を合格とする。
授業内で紹介したアジアにおける政治コミュニケーションの主要なトピックについて、授業中に得た知識や概念を用いて論述できることを成績評価の基準とする。 | |
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教科書・参考書 Textbook/Reference book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義中に与える課題に、講義内および講義後に取り組むことによって、授業内容の理解を深める。 | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 受講生には開講1週間前を目途にNUCTを通じて知らせる |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | 受講生には、追加措置の有無も含め、開講1週間前を目途にNUCTを通じて知らせる |
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