授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | グローバル化が進み,多様なメディアが環境化した現代社会において,メディアによるコミュニケーションがいかに私たちの日常に組み込まれているのか,そしてメディア産業や文化,社会においていかなる課題が浮上しているのか。メディア・スタディーズの諸理論を押さえながら探っていく。授業では,毎回,ワークショップを取り入れることで,メディア社会を批判的, 自省的に捉え,自らメディアを活用するための素養を養うこともめざす。 |
|
|
授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | In today's media-saturated global society, media studies is regarded as essential to understanding civic society. The aim of this course is to help students acquire knowledge and skills of media literacy by critically analyzing and examining the framework and perspective of media studies. As a complement to its focus on the academic study of media studies, we will incorporate active learning such as discussions of case studies, workshops and collaborative learning. |
|
|
到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | グローバル化が進み,多様なメディアが環境化した現代社会におけるメディア・コミュニケーションに焦点を当てる。基礎的なメディア・スタディーズの理論を学ぶとともに、メディア論で必要とされるクリティカル・シンキングについても身につける。ワークショップやディスカッションを通して,メディア社会の現在を,現代のメディアを批判的, 自省的に分析するとともに,メディアの倫理的、法的側面についても多義的多面的に考えていく。この授業では単純に理論を覚えこむということを目標にするのではなく、情報を,グローバル市民社会の一員として必要とされるメディア・コミュニケーションの素養を獲得することをめざす。 |
|
|
到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | This course will help students develop a basic understanding of current media environments and the theories of media studies as well as a "critical thinking", which is often regarded as a component of media studies. Through workshops and discussions, students are expected to 1) critically examine current media coverage and 2) discuss the ethical and legal implications of media on a personal, organizational and societal level. Participants should not only learn and understand, but also acquire the ability to critique the information and learn how to apply it in the global civil society. |
|
|
授業の内容や構成 Course Content / Plan | | メディア・スタディーズの基礎的な諸理論を紹介しながら,現代メディア社会の動向を分析していく。授業では,メディア分析/表現のワークショップを取り入れることで,自明として疑うことのない日常化されたメディア表現を批判的に分析し,自らの表現や発信に生かしていくスキルも磨きたい。なお,ワークショップでは、グループワーク,プレゼンテーションも行う予定である。
1. メディアとは何か:エンコーディング・ディコーディング
2. 20世紀型マス・メディアの生成
3. 意味と広告 ワークショップ:広告とターゲット
4. ナラティブとメディア
5. ジャーナリズム:伝わる情報・伝わらない情報
6. 生の技法としてのメディア
7. 災害とメディア
8. 21世紀メディア社会の展望:包摂型社会のメディア・リテラシー | |
|
|
履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
|
成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 講義中に与えるワークショップ課題の評価70%,授業後のレポート30%,合計100点満点で60点以上を合格とする。 | |
|
|
教科書・参考書 Textbook/Reference book | | |
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義において説明した理論を体験的に理解するため,本講義では毎回ワークショップを行う。授業では毎回,その成果提出を課す。 | |
|
|
授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
|
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
|