授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 生体内では、生命活動を維持するために様々な情報が行き交っています。物質情報学7では、それらの情報を担う「生命情報分子」の構造と機能に関連づけて、生体の様々な特徴が生じ、維持され、環境の影響を受けて変化する仕組みを学習します。 |
|
|
授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Students will learn how are proteins, and ultimately, variable features of organisms are expressed based on DNA sequences, in light of structures and regulatory functions of biomolecules. Students will also learn how are major metabolic pathways such as respiration and photosynthesis, essential processes for maintenance and activity of organisms, performed and regulated depending on environmental changes. |
|
|
到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | この授業を受講することによって、以下の知識・考え方を身につけることを目標とします。
(1)代表的な生命情報分子であるタンパク質、核酸、各種代謝物質などの基本的な構造と機能を理解する。
(2)遺伝子発現とその制御の仕組みを理解する。
(3)主要な代謝経路とその制御の仕組みを理解する。
(4)生体の様々な特性が生じ、維持され、環境の影響を受けて変化する仕組みを理解する。 |
|
|
到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
|
授業の内容や構成 Course Content / Plan | | この授業では、初回にガイダンスを行なったうえで(1)、関連する各種の核酸とタンパク質の構造と機能に基づいて、転写と翻訳、そしてそれらの制御の基本機構を学習します(2、3)。さらに、オルタナティブ・スプライシングやタンパク質の分解・修飾等の転写後制御機構を学習します(4)。また、各種代謝物質の構造と機能、さらには遺伝子発現と関連づけ、呼吸と光合成を中心に主要代謝とその制御の機構を学習します(6、7)。
1. ガイダンス
2. 転写とその制御の基本機構について
3. 翻訳の基本機構について
4. 転写後制御の基本機構について
5. 主要代謝の基本機構について(1)
6. 主要代謝の基本機構について(2)
7. 遺伝子発現と代謝の相互作用について
8. テスト | |
|
|
履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 生物学と化学に興味を持つことが望ましい。また、本授業に関連し、物質情報学3、物質情報学10も受講することが望ましい。 | |
|
|
成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | (評価の方法)出席と小テスト(クォータの中頃に1回,短時間で実施する)の評価分を50%,期末テストの評価分を50%として総点で評価します。
(評価の基準)総点60点以上を合格とします。 | |
|
|
教科書・参考書 Textbook/Reference book | | ブルース 有機化学概説 第3版 化学同人 ISBN 978-47598183-1-4
Molecular Model Kit #3, Moleclular Visions, ISBN 978-09648837-4-1 | |
|
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義内容のより深い理解を促すために,予習目的の課題を与える場合があります。 | |
|
|
授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
|
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
|