授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 健康な状態を維持するためには外部からの攻撃ばかりでなく内部で起こる異常に対しても生体を防御する機構が必要である。生体内における防御機構を理解するために、免疫応答の原理と特徴を明らかにし、基礎的な免疫学の知識を中心に学習する。さらに、特殊な状態下での生体防御機構を理解することで、科学的論理性および柔軟で創造的な思考法を身に付ける。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | In order to maintain a healthy state, a mechanism that protects the living body against not only external attacks but also abnormalities that occur inside is necessary. In this course, in order to understand the host defense mechanism, the principle and characteristics of the immune response will be clarified, and the basic knowledge of immunology will be mainly studied. Furthermore, students learn scientific logic and flexible and creative thinking through understanding the host defense mechanism under special conditions. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 本科目終了時には、生体防御学を理解するために必要である基礎的な生体内における免疫応答の原理と特徴が説明できる。また、特殊な状態下での生体防御機構の役割について説明できる。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | At the end of the course, participants are expected to explain the basic principles and characteristics of the immune response in vivo that are necessary to understand the host defense. Furthermore, participants are expected to explain the role of the host defense mechanism under special conditions. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 下記の内容について学習する。
授業内容と担当(敬称略)
1. 免疫系全体の枠組み 川部 勤
2. 自然免疫 石川哲也
3. 液性獲得免疫: B細胞免疫 川部 勤
4. 細胞性獲得免疫: T細胞免疫 石川哲也
5. 免疫系の制御 松島充代子
6. アレルギー・自己免疫病 川部 勤
7. 生殖免疫 玉腰浩司 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 履修条件:高校レベルの生物学の知識を履修の前提条件とする。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 成績評価については毎回のNUCTにアップされる小テスト(確認テスト)をもとに判断し、最後に成績評価試験を実施した場合には、そのすべてを評価の対象とします。また、小テストが0点の場合には欠席とみなされます。小テストが6割以上0点の場合、また、最後に成績評価試験を実施した場合には、明確な理由なく成績評価試験を欠席した受講者は「欠席」とします。小テストは担当教員の指示がない限り解答は1回のみ可能で、繰り返し解答することはできない形式で、また解答期限は講義終了後から1日という条件で出題されます。総合点の6割程度以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 中島泉他著『シンプル免疫学改訂第5版』(南江堂,2017)
必要に応じて担当教員からプリントや参考資料の配布がある。 |
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参考書 Reference Book | | 窪田哲朗他編 『最新臨床検査学講座 免疫検査学』(医歯薬出版,2017)
折笠道昭編集 標準臨床検査学『免疫検査学』(医学書院,2013)
山田俊幸他編『新版 臨床免疫学 第3版(臨床検査技師テキストシリーズ)』(講談社サイエンティフィック,2014)
福岡良博他著『臨床免疫学』(医歯薬出版,2011)
熊ノ郷淳他編『免疫学コア講義改訂4版』(南山堂,2017)
中島泉他著『シンプル免疫学改訂第5版』(南江堂,2017)
矢田純一著『医系免疫学改訂15版』(中外医学社,2018)
Abbas他著(松島綱治他監訳)『分子細胞免疫学原著第9版』(エルゼビアジャパン,2018)
Murphy他著(笹月健彦監訳)『免疫生物学(原書第9版)』(南江堂,2019)
これ以外にも医系学生向けの教科書は多数出版されているので利用するとよい。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 授業前に教科書や参考図書の該当する関連部分を読んで調べておく。講義の中で問題になった事項等については教科書や参考図書を用いて確認し、不明な点については各担当教員に質問する。 |
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授業の進め方 How to proceed with the class | | 講義は遠隔講義で行う予定であるが、状況により対面での実施も検討する。担当教員によりオンデマンド型か同時双方向型(ライブオンライン)の講義として開講される。担当教員ごとに異なる可能性があるため、事前に講義の実施方法を連絡する。対面となる場合も、その実施方法(オンラインとの併用の有無など)については、事前に周知する。
スライド中心に教科書と担当教員が必要に応じて配布する資料を参考にして講義を行う。授業前に教科書や参考書の該当部分を読んで調べておくことが必要で、予備知識があることを前提に講義を進める。 |
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注意事項 Notice for Students | | 高校時代に学ぶ生物が確実に理解されていることが前提条件であり、開講前にしっかりと高校での生物学を復習しておくこと。
原則としてすべての講義に出席すること。
・病気による欠席については医療機関への受診を証明するものを提出すること。場合によっては診断書を提出すること。
・部活の大会等による欠席の場合には顧問等教員による証明書を提出すること。 |
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本授業に関する参照Webページ Reference website for this Course | | |
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担当教員からのメッセージ Message from the Instructor | | 高校時代に学ぶ生物は理解の基盤であり、高校の生物が理解できていないと講義は難解なものとなる。多専攻にわたる講義のため、履修を諦めた学生は履修取り下げを期限までに行ってほしい。 |
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使用言語 Language(s) for Instruction & Discussion | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 講義は遠隔講義で行う予定であるが、状況により対面での実施も検討する。具体的な開講形態は、新型コロナウイルス感染症における名古屋大学の活動指針「教育」のレベルに準じて決定する。詳細は開講前にNUCTにより周知される。
参照:「授業の進め方」欄の記載 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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