授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 放射線生物学の基礎知識は、放射線の安全管理や放射線治療技術を学ぶうえで重要である。診療放射線技師は、医師の指示のもとではあるが、人体に放射線を照射する立場にあるため、放射線が人体にどのように影響し、どのようなリスクがあるのかを理解しておくことは、日常の放射線防護・管理業務において必要不可欠である。放射線生物作用の過程や細胞への影響、組織・個体レベルでの放射線影響、発がんや遺伝的な影響等の放射線生物学の基礎的概念を学び、放射線の医学利用について考究することを目標とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Basic knowledge of radiation biology is important for learning radiation safety management and radiation therapy technology.
Because a radiological technologist can not irradiate the human body without the direction of a medical doctor, it is important for daily radiation protection and management to understand how radiation affects the human body.
The goal of this course is to study the basic concepts of radiation biology such as the process of radiobiological action and effects on cells and tissues, carcinogenesis and genetic effects caused by radiation. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | この授業の終了時に学生は,放射線生物学の重要概念を理解していることを目標とする。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | At the end of the course, participants are expected to understand the essential concepts of radiation biology. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 下記の予定で行う。
1. 放射線生物学の基礎
2. 放射線生物作用の初期過程および単位・用語説明
3. 放射線による細胞死と生存率曲線
4. 突然変異と染色体異常
5. 組織・個体レベルでの放射線影響
6. 放射線による発がんと遺伝的影響
7. 腫瘍の放射線生物学
8. まとめと評価 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 出席点:10%、試験結果: 90% で評価する。総合評価点60点以上を合格とする。
定期試験の欠席者は「W」とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 江島洋介,木村博共編『放射線生物学』(オーム社出版局 2002)
福士政広編『診療放射線技師 スリム・ベーシック 1 放射線生物学』(株式会社メジカルビュー社 2009)
窪田宜夫編『放射線生物学』(医療科学社 2008)
『ICRP Publication 103 国際放射線防護委員会の2007年勧告』(社団法人 日本アイソトープ協会 2009)
松本義久編 『人体のメカニズムから学ぶ放射線生物学』(株式会社メジカルビュー社 2017) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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授業の進め方 How to proceed with the class | | 「授業の内容や構成」における各項目に従って、必要な資料を配布し講義を行う。受講にあたっては参考書などによる予習が望ましい。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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本授業に関する参照Webページ Reference website for this Course | | |
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担当教員からのメッセージ Message from the Instructor | | |
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使用言語 Language(s) for Instruction & Discussion | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 新型コロナウイルス感染症における本学の活動指針に従い、教育における警戒レベルがレベル1の場合は、通常通り講義室において対面授業を行います。
教育における警戒レベルがレベル2以上であった場合、対面授業はせず、NUCTによる遠隔授業を行います。
また、講義を進めていく中で、警戒レベルが変更された場合は、その都度状況を見て、講義の実施方法を変更いたしますので、NUCTを常にチェックしておいてください。
遠隔授業の場合、NUCTのリソースに講義資料を掲載しますので、それを基に学習し、授業時間の最後に提示された小テストをNUCTにて解答し、提出期限内に提出してもらいます。
履修登録後に、授業の実施方法に変更が出た場合は、NUCTにて詳細を案内するので、常にNUCTをチェックすること。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | 遠隔授業において質問がある場合は、随時メールにて受け付けます。 |
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