学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医学部(保)
時間割コード
Registration Code
1715332
科目名 【日本語】
Course Title
免疫検査学実習A
科目名 【英語】
Course Title
Laboratory Immunology PracticeA
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
川部 勤 ○ 松島 充代子
担当教員 【英語】
Instructor
KAWABE Tsutomu ○ Matsushima Miyoko
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春1期 月曜日 3時限
春1期 月曜日 4時限
春1期 月曜日 5時限
Spring1 Mon 3
Spring1 Mon 4
Spring1 Mon 5
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
免疫検査学実習Aでは免疫学ならびに免疫検査学Iの講義で学習した基本的な免疫現象ならびに検査法について、免疫電気泳動法での検討を代表とする沈降反応,赤血球凝集反応,補体を用いた免疫測定法、および免疫細胞の解析法として抗体産生細胞の検出,マイトジェンに対するリンパ球の増殖応答を通して習得する。また、免疫細胞を検討するうえで欠くことのできないフローサイトメトリーや、生体を通して観察する移植免疫やアレルギー反応など免疫検査学IIの分野についても学習する。全体を通して専門的な知識や技能、科学的論理性および柔軟で創造的な思考法を身に付ける。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this practice is to deal with the basic immune phenomena and immune laboratory tests learned from Immunology and Laboratory Immunology I through immunoelectrophoresis, which is a representative precipitation reaction, a hemagglutination test, immunoassays by complements, a detection of antibody-secreting cells, and proliferation of lymphocytes against mitogens. The students also learn flow cytometry which is essential to detect immune cells, and transplantation immunity and allergic reaction through the biological response learned from Laboratory Immunology II. The students acquire the professional knowledge and skills, the logic of science, and flexible and creative way of thinking throughout this practice.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
さまざまな免疫応答および免疫検査法の原理について理解し、説明できる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
本実習は学内実習として実施する。
病因検査技術開発法II(免疫検査学実習Aの発展版)と連続で行うため、両講義で行う内容を以下に示す。
1. 免疫検査の基礎技術(検体採取と保存)

2. 免疫化学的定量法(赤血球凝集反応、沈降反応、ELISA)

3. 単核球・リンパ球の分離・調整法・免疫不全症の検査・リンパ球サブセット検査(フローサイトメトリー、ウエスタンブロッティング)

4. 免疫グロブリン異常症の検査(免疫電気泳動)

5. 補体系の検査(溶血素価、補体価)

6. その他の移植関連検査・細胞性免疫機能検査(移植免疫、リンパ球の培養)

7. 検査結果の解析と評価(全実習項目で実施)

場合によっては一部の実習をオンデマンドで行う。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件:検査技術科学専攻2年次以降で原則「免疫学」「免疫検査学I」「免疫検査学II」の講義を履修した学生。
関連する科目:免疫学、免疫検査学I、免疫検査学II
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への参加態度、貢献度、提出されたレポートおよび状況に応じては期末の確認テストにより評価し、総合点の6割程度以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
窪田哲朗他編 『最新臨床検査学講座 免疫検査学』(医歯薬出版,2017)
参考書
Reference Book
折笠道昭他著標準臨床検査学『免疫検査学』(医学書院,2013)、山田俊幸他編『新版 臨床免疫学 第3版(臨床検査技師テキストシリーズ)』(講談社サイエンティフィック,2014)、福岡良博他著『臨床免疫学』(医歯薬出版,2011)など。
 また、マウス操作の参考書としては中釜 斉他編『マウス・ラット実験ノート』(無敵のバイオテクニカルシリーズ) (羊土社,2009)などがある。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
実習前に実習書、教科書や参考図書の該当する関連部分を読んで調べておく。実習毎に毎回課題を出すので、次回にレポートとともに提出すること。
授業の進め方
How to proceed with the class
手引き書に記載されたスケジュールに沿って班単位で実習する。最終のレポートは,実習の背景,方法、結果と実際に行った上での問題点、考察、さらに次回の実習内容(プロトコールとその意義)を含めて作成し,期限までに必ず提出する。
注意事項
Notice for Students
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
免疫学、免疫検査学I & IIが理解できていないと実習の意義は難解なものとなる。
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)