学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医学部(保)
時間割コード
Registration Code
1716121
科目名 【日本語】
Course Title
画像診断技術学及び演習I
科目名 【英語】
Course Title
Image Diagnostic Technology and Practice I
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
松島 秀 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MATSUSHIMA Shigeru ○
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 1時限
Spring Tue 1
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業の目的は,腹部および関節領域の画像検査を実施するために求められる総合的な実践的知識を修得することである。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students acquire the necessary skills and knowledge to perform imaging studies (CT,MRI,plain radiography) at clinical practice and a better understanding of image interpretation requirements of the abdomen and joint.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本講義および演習では,腹部および関節領域における(1)疾患に応じた画像検査法の最適化、(2)主な疾患の画像所見を理解することを目標とする。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The goals of this course are to
(1)Obtain basic knowledge about the image interpretation of the abdomen by CT/MRI.
(2) Obtain basic knowledge about major scan techniques of the abdomen and joint by CT/MRI.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
「生体画像解析学及び演習I」の範囲に対応して,消化器,泌尿器,婦人科領域の病的画像を学ぶ。

講義および演習では下記の内容で行う。

1.画像診断総論(読影の手順,モダリティ別の所見用語,レポートの作成法)
2.消化管(悪性腫瘍、良性腫瘍、炎症性疾患、急性腹症)
3.肝疾患のCT(悪性腫瘍、良性腫瘍、炎症性疾患)
4.肝疾患のMRI(悪性腫瘍、良性腫瘍、炎症性疾患)
5.胆嚢疾患(結石、腺筋症、悪性腫瘍、炎症性疾患)
6.膵疾患(悪性腫瘍、良性腫瘍、炎症性疾患)
7.腎疾患(結石、水腎症、良性腫瘍、悪性腫瘍、炎症性疾患)
9.副腎(過形成、副腎腫瘍、全身疾患と副腎)
9.膀胱疾患(結石、膀胱腫瘍)
10.男性骨盤(前立腺癌)
11.女性骨盤(子宮癌,腺筋症,筋腫,卵巣腫瘍)
12. 乳房
13.四肢
演習は情報メディア室1を利用する。画像は電子ファイルで提供し,画像解剖の知識を確認しつつ,病変の読影を行う。臨床画像のファイルのコピーおよび写真撮影を禁止している。
レポートは「画像診断報告書」と同様に第三者に画像所見を文書で伝えることを念頭におき,異常所見から診断に至る思考過程を論理的に記述する。演習で作成したレポートは毎回採点し,成績判定に用いる。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
生体画像解析学及び演習Ⅰ、超音波医学
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
レポートは毎回10段階評価で採点し,成績評価に用いる。講義の出席状況,演習のレポートと筆記試験で総合的に評価する。授業を5回以上欠席したものは評価の対象外とし,不合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
『人体のメカニズムから学ぶ画像診断技術学』(メジカルビュー社)
参考書
Reference Book
必要に応じて授業で示す。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業・演習で扱う範囲は極めて限られているので,授業の進捗にかかわらず,各自が十分な時間外学修を行うことを期待する。
授業の進め方
How to proceed with the class
講義と画像演習を併用する。演習のレポート提出のないものは欠席扱いとする。
注意事項
Notice for Students
5回以上欠席すると受講許可を取り消す。
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業の予定である。新型コロナ等の蔓延時には遠隔授業に変更することがある。変更時はNUCTに掲載する。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業で行う場合は、毎回課題あるいは小テストを実施する。