学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医学部(保)
時間割コード
Registration Code
1724371
科目名 【日本語】
Course Title
老年期特性論
科目名 【英語】
Course Title
Geriatrics
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
寳珠山 稔 ○ 林 登志雄
担当教員 【英語】
Instructor
HOSHIYAMA Minoru ○ HAYASHI Toshio
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋1期 火曜日 3時限
Fall1 Tue 3
必修・選択
Required / Selected
必修・看、選択・理作


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
わが国の65歳以上の人口比率(高齢者の割合)は1994年に14%を超え,2007年に20%,2016年には27%と世界でも有数の高さに達している。日本老年医学会,ケアマネジメント学会,看護学会等関連7学会で構成される日本老年学会は高齢者の定義を75歳以上とし(人口の14%)65-74歳を準高齢者とするよう提言した。小児科を除く臨床全科で高齢者を診療する機会が激増しており特にリハビリテーション領域では高齢者の生理、病態の理解が重要と考えられる。高齢者は,加齢に伴い各臓器機能の低下を認めるがその様態は様々であり,多臓器にわたる複数の疾患を有する場合が多く,また,症状・経過が非定型的で回復力が弱く合併症や傷害を残しやすい。高齢者の病態を加齢変化を踏まえて理解し総合的に対象となる高齢者の病態・臨床症状・治療を捉えられるようになるべく基礎的な力を培う。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The population and the ratio of elderly in Japan is drastically increasing. In 2016, the ratio of elderly older than 65 y.o. is 27% of total population, which is the characteristic top level of the country in the world. In the field of the rehabilitation, the understanding of the character of elderly such as the pathophysiology, the sign and symptom and the treatment is very important.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1.高齢者における病態の特徴を理解し説明できる
2.代表的疾患について,高齢者における病態・臨床症状・治療を理解し説明できる
3.高齢者における医療・福祉・介護保険等について理解し説明できる。理学療法、作業療法との関連についても触れることを目標とする
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
1 Understanding and explaining the character of the pathophysiology of disease which elderly people suffer from.
2 Explaining the sign and symptom, clinical character and the treatment of frequent diseases of elderly.
3 Understanding and explaining the medical and health insurance system in Japan and those relation to rehabilitation.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
●重要連絡事項

本講義は、初回(1回目)からオンデマンド授業です。来学して集まるのは最後の「試験」の時だけです。
試験の日程や場所は NUCT で講義期間中にアナウンスします。

● NUCT での連絡やメールに注意してください。

講義内容の予定

1.「老化」と「高齢者」の考え方 
2.高齢者の機能評価
3.老年症候群①
4.老年症候群②
5.臓器の加齢変化と老年疾患
6.高齢者患者の治療
7.高齢者の介護と終末期医療
8.試験

※番号は講義回数と対応しているものではありません。1つの単元について複数の講義が行われる場合があります。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
臨床医学I,II,III(1年次履修科目)
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
履修取り下げ制度を採用します。成績評価は試験で決定します。
教科書・テキスト
Textbook
教科書は用いません。
毎回の講義資料をオンデマンドで提供しますので、必ず視聴してください。
参考書
Reference Book
井口昭久編 林 登志雄 分担執筆『これからの老年学』(名古屋大学出版会,第二版2008)
日本老年医学会編『老年医学テキスト』(MEDICALVIEW,2008)
日本老年医学会編『老年医学系統講義テキスト (西村書店, 2013)
日本老年医学会編『フレイル診療ガイド2018年版』(ライフサイエンス,2018)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
オンデマンド資料の視聴をしてください。
授業の進め方
How to proceed with the class
オンデマンド資料は量的にも多く、繰り返しの視聴や関連事項の学修が必要です。ビデオは PDF ファイルでも提供されるので、学習に利用してください。
注意事項
Notice for Students
試験の日程は NUCT および登録したメールで連絡しますので、忘れることのないように注意してください。
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
なし
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
老年期の疾患や医療は、テキストや教科書に書かれていることばかりではなく、実際におきている現状を正しく理解することが重要です。
授業の予定を必ず確認し、遺漏のないようにしてください。
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
原則日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
NUCT を用いたオンデマンド形式
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
NUCT を用いたオンデマンド形式