授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本科目は、神経・運動器障害の病態や症状の一例を生物学をもとに分子・細胞レベルにおけるメカニズムを学ぶ。このような知識は、理学療法の対象となる疾患・症状に対し、理学療法治療の効果がどのようなメカニズムで生じるかを理解するために必要となる。また新たな理学療法治療法の開発する上で必要な知識となる。 |
|
|
授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is to help students acquire an understanding of the molecule mechanisms of one of neurological and motor diseases. |
|
|
到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | この授業では、受講者が授業終了時に以下の知識・能力を身につけていることを目標とする。
1 廃用性筋萎縮、筋肥大の分子メカニズムについて理解し、説明できる。
2 フレイルについて理解し、説明できる。
3 損傷後中枢神経の可塑性についての分子メカニズムを理解し、説明できる。
4 関節拘縮、痙縮について理解し、説明できる。 |
|
|
到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | At the end of this course, participants are expected,
1 to describe the molecular mechanisms of muscle atrophy and hypertrophy.
2 to describe the basic concept of "Frailty".
3 to describe the molecular mechanisms of neural plasticity after injury.
4 to describe the molecular mechanisms of joint contracture and spasticity. |
|
|
授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1 分子生物学の概要
2 筋収縮の分子機序、骨格筋の萎縮と肥大の分子メカニズム
3 フレイルの概要
4 神経疾患の概要、損傷後の中枢神経の可塑的変化について
5 関節拘縮および痙縮について
授業構成に合わせて、参考資料を提示する。
隔週の授業時に小テストにより、授業内容の理解を確認する。 |
|
|
履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
|
成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 小テスト40%および期末試験60%により総合的に評価する。欠席はマイナス点とする。 |
|
|
教科書・テキスト Textbook | | |
|
参考書 Reference Book | | 勝田茂編『運動と筋の科学』(朝倉書店,2000)跡見順子他編『運動と筋の科学』(杏林書院,2001)山田茂他著『骨格筋-運動による機能と形態の変化』(ナップ,1999)、『細胞の分子生物学』(ニュートンプレス) |
|
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
|
授業の進め方 How to proceed with the class | | |
|
注意事項 Notice for Students | | |
|
本授業に関する参照Webページ Reference website for this Course | | |
|
担当教員からのメッセージ Message from the Instructor | | |
|
使用言語 Language(s) for Instruction & Discussion | | |
|
授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 基本的には対面での実施を予定しているが、状況によって遠隔(オンデマンド型もしくはオンライン型)講義の形態をとる。履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内する。 |
|
|
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | オンデマンドによる講義の場合は、資料を提示した後に、双方向性の会議システムを利用して学生の意見交換の機会を作る。また学生の理解度をNUCTのテスト機能を利用して確認する。 |
|
|