学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医学部(保)
時間割コード
Registration Code
1753221
科目名 【日本語】
Course Title
放射線画像形成学
科目名 【英語】
Course Title
Radiological Imaging Technology
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
小山 修司 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KOYAMA Shuji ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 2時限
Spring Mon 2
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業では,3年次の医用画像処理,医用画像工学系の講義や実習の基礎として,その背景にある画像形成に関わる科学的原理について学ぶことを目的とする.
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course deals with the basis of scientific principle regarding radiological image formation.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この授業では,受講者が授業終了時に,以下の知識・能力を身につけていることを目標とする.
(1)放射線源,受像器,画像処理系(基となった,増感紙,感光材料,現像処理)について理解し,説明できる.
(2)撮影により受像器の中で,どのような物理化学的変化が生じているか理解し,説明できる.
(3)画像処理の過程でどのような処理を施すことにより可視画像が得られるかを理解し,説明できる.
(4)画像処理の基本として特性曲線について理解し,説明できる.
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The goals of this course are to
(1) be able to understand and explain radiation sources, image receivers, and image processing systems (underlying intensifying screens, photosensitive materials, and development processing).
(2) be able to understand and explain what kind of physicochemical changes will occur in the image receiver by imaging.
(3) be able to understand and explain what kind of processing is performed in the process of image processing to obtain a visible image.
(4) be able to understand and explain characteristic curves as the basis of image processing.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1.写真の概念と特徴
2.ハロゲン化銀の結晶構造と感光の機構
3.現像の機構と種々の写真現象
4.感光材料の構造と特性,およびその取り扱い
5.光と放射線の特性
6.X線およびγ線の物質透過性
7.増感紙および蛍光板とフイルムとの関係
8.現像の化学
9.現像が画像に及ぼす効果
10.停止と定着の化学
11.特性曲線とX線センシトメトリー
12.CRシステムの原理と特徴
13.FPDによるディジタル画像システムの原理と特徴
14.画像評価法について
15.まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は特にありません.関連する科目は,医用画像工学,医用画像処理工学,医用機器工学です.
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
期末試験を70%,毎回の講義における討論への貢献を30%として総点で評価します.総点60点以上で合格とします.
なお,「討論への貢献」とは,「質問に答える発言や文献内容を要約する発言」を貢献とします.
教科書・テキスト
Textbook
『放射線写真学-アナログからデジタルへ』改訂2版(富士フィルムメディカル,2020)
参考書
Reference Book
指定しない
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
次回の授業範囲を予習し,専門用語の意味等を理解しておくこと.
講義後には,教科書および講義ノートをよく読み,復習を行うこと.
授業の進め方
How to proceed with the class
主として教科書に沿って重要点の説明を行う.
注意事項
Notice for Students
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業
履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCT の授業サイトで案内する.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)