授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 分子生物学的手法の応用による遺伝子レベルでの病態把握を行う遺伝子検査学は,日常臨床検査においても重要な位置を占める領域になりつつある。本実習では遺伝子工学的技法を用いた病態把握や遺伝子レベルでの診断法を施行する上での基本的な遺伝子操作手技,ならびに臨床検査への応用実践に関わる手技の習得をめざす。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is to practice molecular biological technologies which have been applied for clinical genetic diagnosis. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | この授業では,受講者が授業終了時に,以下の知識・能力を身につけていることを目標とする。
1.末梢血からゲノムDNAを抽出することができる
2.PCRの原理を理解し、実施することができる
3.制限酵素の働きを理解し、遺伝子解析を実施してその結果を評価できる
(4. プラスミドベクターの構造を理解し、遺伝子のクローニングができる) |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | By the end of the course, students should be able to do the following:
1. Extract genomic DNA from peripheral blood
2. Understand the mechanism of polymerase chain reaction (PCR)
3. Understand the function of restriction enzyme and use as a tool for genetic analysis
(4. Understand the structure and function of plasmid vector and perform a gene cloning with plasmid vector) |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 「1. ヒト遺伝子解析技術入門」
1-1.核酸の抽出
(試薬調整,NH4Cl溶血操作,proteinase K/SDS 処理,phenol 抽出,Phenol/CHCl3抽出,エタノール沈殿)
1-2.PCR法を用いたCoagulaton factor VIII (FVIII) gene polymorphismの検出および検査結果の解析と評価
(Genomic PCR,制限酵素処理,アガロースゲル電気泳動,写真撮影、結果の解析と評価)
「2. 遺伝子操作技術入門」
2-1.遺伝子のクローニング (TAクローニング)
2-2.遺伝子操作(大腸菌の形質転換、カラーセレクション) |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 遺伝子検査学(時間割コード1735131 コースナンバリングMHS-MT-3046-J)の受講を必須とする。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 実習の出席状況や態度,レポート内容等を総合して評価する。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 東田修二編集『遺伝子・染色体検査学第2版』医歯薬出版株式会社 |
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参考書 Reference Book | | 中山広樹,西方敬人著『バイオ実験イラストレイテッド』(秀潤社)
太田美智男編『新遺伝子操作の基礎技術』(菜根出版)
有波忠雄ほか 編『メディカルサイエンス遺伝子検査学 』(近代出版) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 指定した教科書および事前に配布する講義資料を読んでおくこと。 |
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授業の進め方 How to proceed with the class | | 集中授業形式とする。各実習開始前に実習内容に関する配布資料と教科書をよく読んでおくこと。課題として実習結果考察についてのレポート作成を課す。受講にあたっては、教科書や参考資料等による予習・復習をし、授業中に理解できないことがあれば必ず質問すること。 |
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注意事項 Notice for Students | | 2021年度は新型コロナウイルス感染症の蔓延状況により開講時期や実習内容を調整します。
・開講時期について
8月上旬もしくは12月上旬に、3日間もしくは5日間の集中講義形式で実施する予定ですが、現時点で開講時期は未定です。開講時期の決定は遺伝子検査学(時間割コード1735131 コースナンバリングMHS-MT-3046-J)の講義内およびNUCTで周知します。
・実習内容について
3日間の実習とする場合、「2. 遺伝子操作技術入門」は実施しません。 |
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本授業に関する参照Webページ Reference website for this Course | | |
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担当教員からのメッセージ Message from the Instructor | | 遺伝子解析技術は多くの研究や臨床検査で基本的な技術となっています。分子生物学的研究手法や検査法に興味のある学生は履修を推奨します。 |
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使用言語 Language(s) for Instruction & Discussion | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | オンデマンド授業にする場合は、アクセス用のURLをNUCTを通じて連絡します。 |
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