学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医学部(保)
時間割コード
Registration Code
1766413
科目名 【日本語】
Course Title
母性看護学実習[3年生向け]
科目名 【英語】
Course Title
Maternity Nursing Practice
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
島 明子 ○ 土屋 さやか 高橋 由紀 入山 茂美
担当教員 【英語】
Instructor
SHIMA Akiko ○ TSUCHIYA Sayaka TAKAHASHI Yuki IRIYAMA Shigemi
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
必修・選択
Required / Selected
必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
周産期にある女性(妊婦、産婦、褥婦)、胎児から新生児、家族を対象として、移行期における心身の変化を順調で快適な経過となるようにケアすること、予測し異常を予防するケア、そして、新たな家族の変化に適応が円滑にできるようにニーズにあったケアを修得する。
1.周産期および新生児期にある対象者、その家族の特性を理解する
2.対象者のニーズに応じた看護を習得する
3.看護者として、対象者の人権の尊重と擁護について理解する
4.看護者としての必要な資質を養う
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The course is designed to help students to integrates knowledge from the accompanying maternity nursing and Maternity Nursing Practice courses as well as provide nursing care of the woman during normal and abnormal aspects of the maternity cycle and apply the nursing process to assess, plan and implement the quality care for women during their reproductive utilizing cycle and problem solving techniques to manage physical, emotional, social and ethical problems in the areas of reproductive health, safe-motherhood.
It also considers neonate assessment and gynecological conditions of women in different stages of their lives. The major emphasis of the clinical areas are pregnancy, labor, puerperium, and gynecological problems.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1.周産期、胎児~新生児期、育児期にある対象とその家族の特性を理解する
 1)対象の生理的な経過について、順調な経過か逸脱した経過かを判断し、関連要因を抽出できる。
 2)対象および家族の体験や心理的変化、メンタルヘルスについて理解できる。
 3)対象の発達課題や役割機能、家族機能について理解できる。
2.対象のニーズに応じた看護を系統的に展開することができる
 1)看護過程を用いて、対象およびその家族の特性に応じた看護を展開することができる
 2)退院後の生活を視座にいれた保健指導のプランニングおよび媒体を作成することができる。
 3)対象のニーズに応じた社会資源の活用および多職種連携を理解することができる。
3.看護者として、対象の背景を理解し、対象および家族の意向を理解したケアを実践することができる。
 1)対象の言動の背景にある意味を解釈することができる。
 2)対象の社会文化的背景、価値や意思、選択を尊重することができる。
4.看護者としての必要な資質を養う
 1)ケアに先立ち、不明点や気がかり事を曖昧にせずに表現することができる。(倫理的態度:正直さ)
 2)看護者として信頼関係を築くために必要な内容を理解できる。
 3)チームの一員として、医療従事者や教員に、相談・報告・連絡ができる
 4)カンファレンス等、他者の意見を聞き、グループメンバーと協力して、質問や意見を述べることができる
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
At the end of the clinical experience, the student should be able to:
1. Apply interpersonal communication and ethics in caring for women with normal and abnormal pregnancy.
2. Meet the health needs of women and their infants during the childbearing experience.
3. Identify the health care problems in the multi-cultural society related to maternal health nursing and the childbearing experience.
4. Recognize role of the nurse and other health care professionals in providing care for pregnant women and their neonates.
7. Implement teaching plans to mothers, family members and communities.
8. Utilize nursing process to assess, plan and implement the quality of care for women during reproductive cycle.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
 
1.オリエンテーション

2. 対象を中心とした実践力の強化
 1) 基本的知識の精錬
 2) 基本的看護技術の精錬(コミュニケーション技法、フィジカルアセスメント技術、清潔の支援、授乳支援、他)
3.妊婦、褥婦、胎児/新生児、育児期の女性、およびその家族を対象としたケア
 1)看護過程を用いて、対象の特性に応じたケアを展開する。
 2)退院後の生活を視座にいれ、社会資源の活用および多職種連携を情報収集や見学を通じて学ぶ。
4.カンファレンス 
 1) ショートカンファレンス:日々の話題提供や情報共有を行う) 
 2) カンファレンス:最終日に実習報告を行う。実習全体の気づき、ケアの評価、今後の課題の明確化を行う。
5.実習記録
 1) 看護者が記録することの意味と看護管理について意見交換を行い、意味を理解して記録管理を行う。
 2) 実習記録物は、オリエンテーション時に別途、提示する。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件:母性看護学、母性看護学演習の単位を習得していること
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
実習へのコミットメント、対象の理解、記録提出物、など、実習評価表に沿って総合的に評価する。
教科書・テキスト
Textbook
教科書の必須購入はなし。母性看護学で使用した既存の教科書を活用すること
テキストとして、有森直子編:母性看護学Ⅱ周産期各論質の高い周産期ケアを追求するアセスメントスキルの修得(医歯薬出版,2020)を活用してください。
参考書
Reference Book
有森直子編:母性看護学Ⅱ周産期各論質の高い周産期ケアを追求するアセスメントスキルの修得(医歯薬出版,2020)
有森直子編:母性看護学Ⅰ概論(医歯薬出版,2020)
中村幸代著:根拠がわかる母性看護過程: 事例で学ぶウェルネス志向型ケア計画( 南江堂 (2018)
佐世正勝編:ウエルネスからみた 母性看護過程 第3版: +病態関連図(医学書院,2016)
平澤恵美子編:新訂版 写真でわかる母性看護技術 アドバンス(インターメディカ,2020)
写真でわかる母性看護技術(インターメディカ,2009)
新生児学入門 第5版(医学書院,2018)
病気がみえる vol.10 産科 第4版(メディックメディカ,2018)、
母乳育児支援ブック(ペリネイタルケア,2009夏季増刊号)
中山和弘:患者中心の意思決定支援―納得して決めるためのケア(中央法規、2011)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
1.実習参加にあたり、事前課題の提出を求める
2.実習当日、母性看護学に特有な実技試験を行うため、各自復習が必要
授業の進め方
How to proceed with the class
Covid-19の感染拡大状況に応じて実習方法が変更となる場合があります。その折には別途、NUCTを通じて連絡します。
注意事項
Notice for Students
1.実習に必要な連絡事項は全てNUCTを介して行うため、連絡がとれるように留意ねがいます。
2.感染防止対策の徹底、健康確認表の記載、日々の体調への関心度を高めていただきたくお願いします。"
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日本語
授業開講形態等
Lecture format, etc.
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
感染拡大状況によって双方向式オンライン実習を取り入れることがある。
変更がある場合は、NUCTを介して事前に周知するので、留意願います。