学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2010308
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
日本文学
科目名 【日本語】
Course Title
日本文学特論Ⅳa(~2021入学)
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Studies in Japanese Literature IVa (Enrolled in/before 2021)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMJA5013J
担当教員 【日本語】
Instructor
中根 千絵 ○
担当教員 【英語】
Instructor
NAKANE Chie ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 2時限
Spring Tue 2
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
説話文学の研究方法を学ぶ


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
説話文学研究の領域を理解し、それぞれの説話文学にふさわしい分析方法を考えてみることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose is to understand the area of ​​narrative literature research and to think about analysis methods suitable for each narrative literature.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
説話文学の文学性を理解し、それぞれの文学にふさわしい研究手法を会得することを目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
日本の説話文学について担当者が概説する。

第1回:オリエンテーション
第2回:説話文学とは何かー日本説話文学研究の歴史ー
第3回:『今昔物語集』における桜と彰子の説話の位相
第4回:『日本霊異記』道場法師説話ー力の強い者の系譜ー
第5回:広がる小町説話ー髑髏の話から謡曲までー
第6回:『今昔物語集』三河国犬頭糸説話の成立背景
第7回:『今昔物語集』大江定基発心説話ー愛知県の風祭りと伝承ー
第8回:絵巻を読む1ー『吉備大臣入唐絵巻』の前半解読ー
第9回:絵巻を読む2ー『吉備大臣入唐絵巻』の後半解読ー
第10回:時代を越える説話の展開1ー『古今著聞集』から『ささやき竹』へー
第11回:時代を越える説話の展開2ー『今昔物語集』から『不動利益縁起』へー
第12回:病の説話分析ー出典を探すー
第13回:城郭の怪異の分析ー駿府城の怪異を例にー
第14回:合戦図を読むー『源平合戦図』を分析するー
第15回:授業のまとめと評価
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への積極的な取り組み(毎回、簡単なコメントを提出)30%、試験70%。
総点で評価し、100点満点中60点以上を合格とする。
試験については、授業で扱った内容について正しく理解していることを合格の基準とする。
教科書・テキスト
Textbook
当教員が作成したプリントを授業中に配布する。
参考書
Reference Book
『城郭の怪異』中根千絵他編 三弥井書店 2021年、『疫病と日本文学』日比嘉高編 三弥井書店 2021年、『合戦図』中根千絵他編 勉誠出版 2022年
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
当教員が作成したプリントを授業中に配布する。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳 細はNUCTで周知する。