学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2010711
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
フランス語フランス文学
科目名 【日本語】
Course Title
フランス語学特殊研究Ⅰa(~2021入学)
科目名 【英語】
Course Title
Specialized Studies in French Linguistics Ia (Enrolled in/before 2021)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMFL6005J
担当教員 【日本語】
Instructor
奥田 智樹 ○
担当教員 【英語】
Instructor
OKUDA Tomoki ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 水曜日 2時限
Fall Wed 2
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
フランス語の叙法動詞 (devoir, pouvoirなど) の体系についての理解を深め、その機能をダイナミックに捉えられるようにする。
フランス語学に関わる諸問題を受講者が自ら発見し、分析する力を養う。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students deepen the understanding about the system of the French modal verbs (e.g. devoir, pouvoir) and grasp dynamically their functions. It also enhances the development of students' skill in discovering and analyzing problems about French linguistics by themselves.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
フランス語の叙法動詞の意味論について、理論的な考察と用例観察の両面を通じて理解を深め、受講者が最終的に自分なりの「叙法動詞観」を持てるようになることを目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
Xiaoquan Chu (2008) Les verbes modaux du français, Collection l'essentiel français, Ophrysを中心的なテキストとし、随時実際の用例を観察しつつ、必要に応じて他の論文も参照しながら、フランス語の叙法動詞の特質について検討する。各章や各節の扱いの軽重付けについては、受講者の関心や新しい議論の発展可能性などを考慮して柔軟に対応したい。

第1回:イントロダクション
 [第3章 叙法動詞の意味領域]
第2回:叙法表現の意味場
第3回:叙法動詞とその意味役割
第4回:叙法動詞はどのように表現に様態付加を行うか:様態付与の枠組み
第5回:叙法動詞の必須条件
 [第5章 叙法動詞の意味論的・統語論的特性]
第6回:グループ1: aller, devoir, pouvoir
第7回:グループ2: commencer àとその5つの用法
第8回:グループ3: avoir failli, venir de, risquer de
第9回:グループ4: paraitre, sembler
第10回:グループ5: être en train de
第11回:用例分析
 [第7章 発話におけるpouvoir]
第12回:使用頻度
第13回:pouvoirの役割
第14回:pouvoirに伴う語
第15回:用例分析
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要しない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への貢献度70% 学期末試験30%
60点以上を合格とする。到達目標の達成度を評価の基準とする。
教科書・テキスト
Textbook
コピーを配布する。
参考書
Reference Book
授業中に指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎週、指定された範囲について、必ず予習をしてから授業に臨むこと。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
同時双方向型オンラインで実施する。実施の詳細についてはNUCTを参照のこと。