学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2010906
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
日本語教育学
科目名 【日本語】
Course Title
日本語教育文法論b(~2021入学)
科目名 【英語】
Course Title
Pedagogical Grammar of Japanese b (Enrolled in/before 2021)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMJE5022J
担当教員 【日本語】
Instructor
志波 彩子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SHIBA Ayako ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 3時限
Fall Thu 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2021年度入学まで
教職【教科】
Teacher's License
中高専修・国語
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
現代日本語文法概説


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本講義は,日本語の構造とは何か,意味とは何かという問題の考察を通し,自身の言語や他の言語を客観的に分析する訓練を積むことで,国際人としての視野を広げ,高い知見と専門性を身に着けることを目的としている。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this course the participants learn some important arguments about Japanese grammar and classify the examples from the corpus data of Contemporary Japanese, observing what is the language form relating to the meaning and the function of the given sentence, in order to develop the skills to analyze the natural language and to apply to Japanese teaching.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
日本語の文の意味の現れ方について,文の構造とそれを組み立てる要素に着目し,何が当該の意味を支える形式であるのかを,実例を分析しながら見極める訓練を積み,文法の基礎的な知識と分析力・考察力を養うことで,教育に応用する力をつけることを目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
授業では日本語の文法に関する専門性の高い問題について概観する。用例を観察し,また用例の観察から一般化された構造やルールを内省によっても検証していく。コーパスから抽出した実際のデータを分析しながら,日本語文法の基本的な見解と文法をとりまくさまざまな問題について考察していく。こうした言語分析能力は,日本語(国語)教育における表現指導や読解指導においても,新たな言葉の問題にぶつかった際の考察の基盤をなすものである。日本語文法の基礎についての知識の確認と考察を繰り返すことで,日本語(国語)のさまざまな表現に対する理解と分析能力を養い,高度な日本語(国語)教育への応用を目指す。



第1回:現代日本語の「とりたて」

第2回): 現代日本語の「とりたて」

第3回: 現代日本語の指示詞

第4回: 現代日本語の指示詞

第5回:現代日本語の条件表現

第6回:現代日本語の条件表現

第7回:現代日本語の条件表現

第8回:現代日本語の連体

第9回:現代日本語の連体

第10回:現代日本語の否定表現

第11回:現代日本語の否定表現

第12回:現代日本語の形式名詞述語文

第13回:現代日本語の形式名詞述語文

第14回: 語用論

第15回:まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
授業では専門性の高い日本語文法の諸現象について扱う。基本的な入門書レベルの日本語文法及び言語学の知識が必要である。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業での発言(各授業で1回以上),レジュメの作成,学期末レポートの作成,毎回の授業の振り返りの記述から総合的に評価します。
教科書・テキスト
Textbook
井島正博(編)『日本語ライブラリー 現代語文法概説』(朝倉書店,2020年,2900円+税)
978-4254516180
参考書
Reference Book
岡崎友子,工藤真由美,森山卓郎,定延利之などの諸論文を授業の進度に合わせて参照します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
必ず予習をし,授業のあとにはNUCTのフォーラムに振り返りを書いてください。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で開催しますが,状況によってはオンラインで開講します。