学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2011111
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
応用日本語学
科目名 【日本語】
Course Title
日本語意味論特殊研究a(~2021入学)
科目名 【英語】
Course Title
Specialized Studies in Japanese Semantics a (Enrolled in/before 2021)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMAJ6001J
担当教員 【日本語】
Instructor
許 明子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
HEO Myeongja ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 4時限
Spring Mon 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業では、日本語を母語としない日本語学習者が日本語をどのように習得しているかについて考える。第二言語習得の観点から日本語の文法について諸問題を考える。日本語の文法を日本語教育の現場にどのように提案できるかについて示唆が得られることが本授業の目的である。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this class, we will consider how non-native Japanese learners are learning Japanese. Consider various problems regarding the acquisition of Japanese grammar from the perspective of second language acquisition. The purpose of this class is to provide suggestions on how to propose Japanese grammar to the field of Japanese language education.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
日本語を母語としない外国人学習者の習得について、日本語の特徴に基づいて分析的に理解する能力を身につける。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
初回の授業でオリエンテーションを行い、発表担当者を決める。発表担当者は授業内容をまとめ、ディカッションを行う課題についてまとめる。

第1回 オリエンテーション、本授業の内容と進め方
第2回 第1章 学習者独自の文法(迫田久美子)
第3回 第2章 学習者の文法処理方法(迫田久美子)
第4回 第3章 学習者独自の文法の背景(野田尚史)
第5回 第4章 誤用の隠れた原因(小林典子)
第6回 第5章 学習者の母語の影響(渋谷勝己)
第7回 第6章 文法項目の難易度(野田尚史)
第8回 第7章 文法の理解と運用(野田尚史)
第9回 第8章 効果的な練習の方法(小林典子)
第10回 第9章 文法の習得とカリキュラム(小林典子)
第11回 第10章 教室での習得と自然な習得(渋谷勝己)
第12回 第11章 母語の習得と外国語の習得(迫田久美子)
第13回 第12章 習得研究の過去と未来(渋谷勝己)
第14回 振り返り
第15回 今後の展望
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
・授業の内容、方法を参照し、各自が興味を持っている項目についてテキストの内容をまとめて発表し、全体でディスカッションを行う。発表の担当は第1回の授業で決める。
・対面受業の場合は授業にノートパソコンもしくはタブレット端末をもって参加すること。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・授業での発表および参加度 30%
・期末レポート 70%
(※期末レポートは授業で取り上げた構文の中で一つのテーマと課題を立てて分析を行うこと)
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
野田尚史・迫田久美子・渋谷勝己・小林典子(2001)『日本語学習者の文法習得』大修館書店
参考書
Reference Book
野田尚史編(2005)『コミュニケーションのための日本語教育文法』くろしお出版
野田尚史編(2012)『日本語教育のためのコミュニケーション研究』くろしお出版
迫田久美子(2020)『改訂版 日本語教育に生かす第二言語習得研究』アルク
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業前にテキストを読んで内容を理解しておくこと。NUCTにコメントや質問等を投稿しておくこと。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
受講生の来日状況を見て判断します。対面授業、もしくはオンライン授業(同時双方向参加型)で実施します。