学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate		人文・博前
時間割コード
Registration Code		2011112
科目区分
Course Category		専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
日本語学教育Ｐ
科目名　【日本語】
Course Title		日本語意味論特殊研究ｂ（～2021入学）
科目名　【英語】
Course Title		Specialized Studies in Japanese Semantics b (Enrolled in/before 2021)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code		HUMAJ6002J
担当教員　【日本語】
Instructor		許　明子 ○
担当教員　【英語】
Instructor		HEO Myeongja ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period		秋 月曜日 ４時限
Fall Mon 4
隔年開講
Biennial class
○
単位数
Credits		2
対象学年
Year
博士後期課程
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style		演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格（該当の有無）
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的　【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業では、言語の習得について第二言語習得研究（SLA）の観点から理論を学び、日本語教育現場への応用や実践について学ぶ。SLAの研究の中で特に教室における日本語学習について学び、日本語教師として日本語教育現場に役立てるための知識を学ぶ。
授業の目的　【英語】
Goals of the Course
IIn this class, students will learn the theory of language acquisition from the perspective of Second Language Acquisition Research (SLA), and learn about its application and practice in the field of Japanese language education. In the study of SLA, learn Japanese language learning in the classroom in particular, and learn knowledge that will be useful in Japanese language education as a Japanese language teacher.
到達目標　【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本授業を通して日本語を第２言語として学ぶ外国人学習者の習得過程について学び、日本語教育現場に応用する方法について身につける。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
初回の授業でオリエンテーションを行い、発表担当者を決める。発表担当者は授業内容をまとめ、ディカッションを行う課題についてまとめる。

第１回　オリエンテーション、イントロダクション
第２回　＜第１部　第一言語習得（FLA）の研究＞　
　　　　　 第１章　初期のことばの発達
第３回　　第２章　ことばの社会化
第４回　　第３章　脳の発達とFLA
第５回　　第４章　FLA研究のアプローチ

第６回　＜第２部　第二言語習得（SLA）の研究＞　
　　　　　Ⅰ　SLAの理論の変遷　
　　　　　　第１章　SLA研究の始まり
　　　　　　第２章　SLA研究のアプローチ
第７回　Ⅱ　第二言語の発達過程
　　　　　　第３章　学習者言語の特徴
　　　　　　第４章　SLAにおける第一言語（L1）の影響
第８回　Ⅲ　教室におけるSLA
　　　　　　第５章　SLAから見た教室環境
第９回　　第６章　教室指導のSLAへのインパクト
第１０回　第７章　言語習得のメカニズム

第１１回　Ⅳ　SLAに影響を及ぼす環境と学習者要因
　　　　　　 第８章　言語学習の開始年齢
第１２回　　第９章　学習者の認知的要因とSLA
第１３回　　第10章　学習者の上位的要因とSLA
第１４回　　第11章　社会文化的要因とSLA
第１５回　Ⅴ　SLA研究の意義
　　　　　　 第12章　言語教育の基礎研究としてのSLA
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
・授業の内容、方法を参照し、各自が興味を持っている項目についてテキストの内容をまとめて発表し、全体でディスカッションを行う。発表の担当は第1回の授業で決める。
・対面受業の場合は授業にノートパソコンもしくはタブレット端末をもって参加すること。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・授業での発表および参加度　30％
・期末レポート　70％
（※期末レポートは授業で取り上げた構文の中で一つのテーマと課題を立てて分析を行うこと）
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
小柳かおる（2010）『日本語教師のための新しい言語習得概論』スリーエーネットワーク
参考書
Reference Book
佐々木嘉則（2010）『今さら訊けない　第二言語習得再入門』凡人社
野田尚史編（2005）『コミュニケーションのための日本語教育文法』くろしお出版
野田尚史編（2012）『日本語教育のためのコミュニケーション研究』くろしお出版
迫田久美子（2020）『改訂版　日本語教育に生かす第二言語習得研究』アルク
課外学習等（授業時間外学習の指示）
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業前にテキストを読んで内容を理解しておくこと。NUCTにコメントや質問等を投稿しておくこと。
履修取り下げ制度（利用の有無）学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
初日にオリエンテーションを行いますので、必ず出席してください。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
原則として対面授業を実施します。ただし、大学の活動指針によってはオンライン授業（同時双方向参加型）で実施する可能性があります。
対面授業を行う場合の教室は、「国際棟206号室」です。