学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2011207
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
哲学
科目名 【日本語】
Course Title
哲学・倫理学研究Ⅰ(~2021入学)
科目名 【英語】
Course Title
Studies in Philosophy and Ethics I (Enrolled in/before 2021)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMPH5011O
担当教員 【日本語】
Instructor
鈴木 真 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SUZUKI Makoto ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 3時限
Spring Mon 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2021年度入学まで
教職【教科】
Teacher's License
中専修・社会、
高専修・公民
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
分析美学演習


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
テキストの読解と批判を通じて分析美学の諸問題について哲学的に考察するのが目的です。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students to acquire the knowledge of philosophical debates on aesthetics and philosophy of art, and to form their own view on this subject.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本授業では、分析美学にまつわる哲学的議論を理解し、この主題について自分の見解をもてるようになることを到達目標とします。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
各学生は授業で扱うテキストのパートを事前に読んできます。授業内では、不明な点や疑問点について確認したのち、立場や議論を検討していきます。

【授業計画(予定)】 
第1回  Preface, Ch. 1 Introduction
第2回  Ch. 2 Environmental Aesthetics
第3回  Ch. 3 Aesthetic Experience
第4回  Ch. 4 Aesthetic Properties
第5回  Ch. 5 What is Art?
第6回  Ch. 6 What Kind of Object Is a Work of Art?
第7回  Ch. 7 Interpretation and the Problem of the Relevant Intention
第8回  Ch. 8 Representation: Fiction
第9回 Ch. 9 Representation: Depiction
第10回 Ch. 10 Expressiveness in Music and Poetry
第11回 Ch. 11 Artistic Value
第12回 Ch. 12 interaction: Ethical, Aesthetic, and Aesthetic Value
第13回 Ch. 13 The Value of Architecture
第14回 Kendall L. Walton, "Categories of Art," 1970 (芸術批評)
第15回 フェミニズムと美学
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
英語が読めて議論の理屈を追えないと履修は難しくなりますが、他専門・他学部の人の履修も歓迎します。
これまでに哲学や美学についての科目を受講していると、この授業の理解がより容易になるでしょう。
(本当はハイアートかロウアートかを問わず多くのジャンルの作品に触れている方がよいのですが、授業担当者もこの要件は正直満たしていません。)
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
【方法】(A)平常の授業への取り組み(事前の読後レポートの出来栄えと授業における議論への参加)と、(B)期末レポートの出来ばえ、の二つを合算して評価します。(A)は70パーセント、(B)は30パーセントとして算入します。

【基準】(1)テキストの内容についてきちんと考えて読後レポートを書いたうえで授業に積極的に参加できているか、(2)期末レポートにおいて分析美学における概念や議論を正確に理解したうえで自分の見解を擁護できてているか、という2点について、到達度を評価します。

60点以上を合格とします。
教科書・テキスト
Textbook
Stecker, Robert. (2010). Aesthetics and the philosophy of art : an introduction, 2nd ed. Rowman & Littlefield Publishers.(邦訳:森功次(2013)『分析美学入門』勁草書房)
※この英語のテキストは名古屋大学から電子的にアクセスできます。名古屋大学図書館の電子ブックにアクセスできるページで、"ProQuest Ebook Central"に入り、 Aesthetics and the philosophy of artをサーチしてみてください。
参考書
Reference Book
参照文献については、授業内で紹介します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
各回の授業で扱うテキストの該当箇所を授業前に読んで考えてくる必要があります。

本授業では最後に期末レポートを課しますが、この課題は分析美学におけるトピックの一つについて自分の見解を述べて擁護するというものです。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
原則的に対面で実施します。