授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 『朱子語類』の中から、『尚書』に関する部分を選読して、『尚書』をめぐる諸問題について知り、かつ朱熹の『尚書』観、また学問観を探りますを読むことは中国哲学を学んでゆく上で重要な基本です。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The purposes of this lesson are understanding various problems about the Document Classics through reading the parts of Zhu-zi yu-lei carefully and searching Zhu Xi’s views about the Document Classics, scholarship.It is an important basis to read Zhu-zi yu-lei for learning Chinese philosophy. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 中国哲学を学んでゆく上で重要な基本である『朱子語類』に習熟することを到達目標とします。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 『朱子語類』百四十巻は、朱熹(朱子)が門人弟子の問に答えた語録を分類編集したものです。巻七十八~七十九が『尚書』に関する部分です。授業では、毎回担当者を決め、担当者はレジュメを作成します。基本的に口語文ですから、直接現代誤訳して丁寧に読み進めてゆきます。肝心なことは、 ①「出典」を、その原書に当たって徹底的に確認すること。 ②精読を通して、中国哲学に関わる基本的知識(人名、書名、事項)、『尚書』に関する知識、古代から南宋に至る思想史、朱熹の学問観を習得すること。 等です。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 今年度から、原典を、あくまで伝統的な中国学のレベルで「読む」と言うに足る授業に変更します。『朱子語類』は基本的に口語文ですから、どうしても現代中国語の知識を必要とします。あわせて漢語文言文(いわゆる漢文)を読解する知識(漢文訓読法を含む)が必要です。他研究科院生履修不可です。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ①授業への取り組み40% ②担当者としての発表、その他の意見発表30% ③予習(毎回全員)20% ④期末レポート10% 以上を基準とし、半期でどれほど進歩したかを見て成績を評価します。 60点以上を合格とします。 |
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教科書・テキスト Textbook | | テキストには中華書局・理学叢書本(1986年第一版)を用います(プリントを配布します)。新式標点付きです。 |
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参考書 Reference Book | | 垣内景子・恩田裕正編『朱子語類訳注』巻一~三(汲古書院、2007年) 興膳宏・木津祐子・齋藤希史訳注『朱子語類訳注』巻十・十一(汲古書院、2009年) 垣内景子訳注『朱子語類訳注』巻七・十二・十三(汲古書院、2010年) 吉川幸次郎・三浦国雄『朱子集』(中国文明選3、朝日新聞社、1976年) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 担当者は勿論、受講者全員が毎回、予習をしてくることが大切です。予習とは、①現代中国語音を調べて音読できるようにし、現代日本語に翻訳すること、②「出典」を調べ、原書に当たって確認してくること、③自分なりの解釈をしっかりまとめてくること、を言います。これらは現実には中国哲学リテラボで、本格的な辞書、索引類、出典の夥しい原書を利用しなければ出来ません。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施する。ただし、三密が回避できない場合や今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTを参照のこと |
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