学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2012013
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
考古学
科目名 【日本語】
Course Title
外国考古学研究(~2021入学)
科目名 【英語】
Course Title
Studies in Foreign Archaeology (Enrolled in/before 2021)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMAR5014J
担当教員 【日本語】
Instructor
影山 悦子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KAGEYAMA Etsuko ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 木曜日 4時限
Spring Thu 4
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
中央アジア考古学講義


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
・中央アジアにおける考古学調査について基礎的な知識を得ること。
・イスラーム以前の中央アジア研究において、文字資料の不足を補う資料として、考古資料はきわめて有用である。この授業では、中央アジアのサマルカンドを中心とした地域に住み、交易活動に従事したイラン系のソグド人を対象とし、当時の人々の生活、宗教、生産活動、周辺世界との交流について知る上で、考古資料がどれほど重要な情報源であるかを理解することを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
・This course provides the students with the basic knowledge of archaeological survey of Central Asia.
・Archaeological materials are indispensable for the study of pre-Islamic Central Asia because of a shortage of historical documents. The purpose of this course is to understand the importance of archaeological materials to examine the life, religions, productive activities and cultural exchanges of ancient people, such as the Sogdians, Iranian people, who lived in the region around Samarkand in Central Asia and were skillful at commerce.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
・中央アジアにおける考古学調査の歴史、現在の状況について基礎的な知識を身につける。
・イスラーム以前の中央アジア研究における考古資料の重要性について理解する。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
中央アジアの考古資料について講義を行う。映像や画像を使用する。
 第1回:導入
 第2回:イスラーム以前の中央アジア史研究における考古資料の重要性
 第3, 4回:ソグド人のまちと生活
 第5, 6回:ソグド人の信仰と墓葬
 第7, 8回:ソグド人の交易活動
 第9回:ソグドにおける絹織物の使用と生産
 第10回:ソグドにおける金銀器の使用と生産
 第11回:ソグド人と遊牧世界
 第12回:ソグド人と地中海世界
 第13, 14回:東方に移住したソグド人
 第15回:授業のまとめと評価
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業の終わりに提出するコメントメーパー(質問、感想、疑問に思ったこと、興味を持ったこと、調べてみたいこと)(40点)、期末試験(60点)
教科書・テキスト
Textbook
授業中にハンドアウトを配布する。
参考書
Reference Book
・曽布川寛・吉田豊(編)『ソグド人の美術と言語』、2011年、臨川書店。
・森部豊(編)『ソグド人と東ユーラシアの文化交渉』アジア遊学175、2014年、勉誠出版。
・エチエンヌ・ドゥ・ラ・ヴェシエール『ソグド商人の歴史』2019年、岩波書店。
・森安孝夫『シルクロードと唐帝国』興亡の世界史05、2007年、講談社。
・小松久男他(編)『中央ユーラシアを知る事典』平凡社、2005年。
・ヴァレリー・ハンセン『図説シルクロード文化史』原書房、2016年。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業中に配付するハンドアウトやノートを見て、復習すること。授業の内容について、疑問に思ったり、興味を持ったことを調べてみること。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で行いますが、状況によってはオンラインに変更する可能性があります。