学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2012312
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
日本文化学
科目名 【日本語】
Course Title
表象文化論Ⅰa(~2021入学)
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on Cultural Representation Ia (Enrolled in/before 2021)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMJC6009J
担当教員 【日本語】
Instructor
涌井 隆 ○
担当教員 【英語】
Instructor
WAKUI Takashi ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 木曜日 3時限
Spring Thu 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義及び演習
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
文芸作品、映画、漫画、アニメなどに描かれた戦争の表象を分析することによって、戦争という社会現象の本質について考える。同時に戦争についての理論書、歴史書なども読む。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The main aim of this course is to give students opportunities to think deeply about the phenomenon of war through analyses of representations of war in such cultural products as literary texts, films, manga and animation. Theoretical works on war and historical analyses of war are also read by way of introduction to the subject.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
2022年2月時点のカナダは、革命前夜・ゼネスト状態であり、ロシアとウクライナは一触即発の状態にある。世界は第2次大戦期以来の動乱期を迎えており、ミサイルは飛び交ってはいないが、第3次世界大戦の様相を呈している。そのような状況下、テレビ、新聞などの既成メディアは重要な情報を隠蔽するだけでなく、あからさまな嘘も垂れ流しており、ビッグテックの情報統制も激しくなっている。このような時代を生き延びるためには、ネットの情報の正否を峻別する能力を高めるしかない。この授業はその能力を養うことを目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
最初のうちは、戦争についての理論書及び歴史書を皆で読んで意見を交換する。その後、学生の興味に従って口頭発表を行ってもらう。
全員で読むことを計画している理論書、論文、歴史書は次の通り。
『ひとはなぜ戦争をするのか』アインシュタイン、フロイトなど(講談社学術文庫)
「戦争責任者の問題」伊丹万作 青空文庫
『世界標準の戦争と平和』烏賀陽弘道(扶桑社)
『日米戦争を策謀したのは誰だ』林千勝(WAC)
受講者の口頭発表は各自の関心に基づいて題材を選んでもらう。
周知のように既成のメディアの信頼性が低下しており、インターネットに正しい情報を取りに行かざるを得なくなっている。というか以前も嘘が多かったのだが、インターネットのお陰で正しい情報も陽の目を見ることが出来るようになったと言ったほうがよい。授業ではネットの情報源も多く扱う。多文化状態を作り出す最大の要因が戦争であることは論を待たない。戦争の実態についてはいわゆる専門家も正しい理解ができているかというと心もとない状態にある。素人も無関心ではいられない。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
期末のレポート、口頭発表、授業参加の度合いを総合的に判断して評価する。
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
上述
参考書
Reference Book
上述
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎週の授業で読むべき資料を提示するので翌週までに読んで対話に参加することが期待される。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面になるか、遠隔になるかに関わらず、NUCTに多くの情報を置くので定期的にアクセスしてほしい。