学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2012415
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
文化動態学
科目名 【日本語】
Course Title
文化動態学総合演習Ⅳa(~2021入学)
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on Socio-cultural Change IVa (Enrolled in/before 2021)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMSC6007J
担当教員 【日本語】
Instructor
鶴巻 泉子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TSURUMAKI Motoko ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 3時限
Spring Tue 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
歴史社会学研究と近年の新しい歴史学研究における基礎的概念を理解し、基礎的知識を身につける。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of the course is to provide students with basic knowledge in the area of historical sociology. Starting from a “sociological stance”, we will explore some of the main trends in historical studies and examine the new perspectives on global/transnational history, collective memory and the influence of gender studies and subaltern studies.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
歴史社会学の基礎的視座を獲得し、自己の専門領域や現在私たちを取り巻く事象の分析についても応用可能な発想と想像力を養う。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
この授業では春学期・秋学期とも同じテーマを扱うため、一年を通じた受講が望ましいが、半期のみの受講も可能。

春学期・秋学期とも、

(1)まず授業開始から2ヶ月間ほどの間、教科書・テキスト欄に挙げた文献の中から参加者の関心に応じて何冊かを選び、講読と議論を行う。近年の社会学と歴史学の関心が非常に密接に関連した形で現れると思われる問題群、すなわち「グローバル/トランスナショナル」な視座、集合的記憶と国民国家、「資料」についての考え方と方法論、のテーマに特に焦点を充てる。

(2)その後、毎回参加者それぞれが自分自身の研究発表を行い、論文執筆のための問題設定や研究対象の限定、文献や資料収集、方法論などについて議論していく。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
テーマに関心のある方であれば専門に関係なく受講可能。
初回の授業はイントロダクションとし、授業の概要を説明する。
講読の際には、テキストを前もって熟読し、議論に積極的に参加する必要がある。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
毎回の授業での議論と、授業での発表内容とを総合的に判断する。60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
- 荒川正晴他編『世界史とは何か』(岩波講座 世界歴史 第1巻) 2021年.(特に「世界史」と国家/地域/生活世界、ジェンダー史、サバルタン・スタディーズ、歴史認識の問題を扱う予定)
- Assmann,A., Das neue Unbehagen an der Erinnerungskultur. Eine Intervention. C.H. Beck , 2013.(アスマン、A., 『想起の文化:忘却から対話へ』安川晴基訳、岩波書店、2019年.F140)
- Carr, E.H, What is history?, University of Cambridge & Penguin Books, 1961.(カー、E.H.『歴史とは何か』清水幾太郎訳、岩波新書、岩波書店、1962年.)
- Hunt, L. A., History : why it matters, Cambridge : Polity Press, 2018.(ハント、L.A.『なぜ歴史を学ぶのか』長谷川貴彦訳、岩波書店、2019年.)
参考書
Reference Book
授業中に適宜指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
講読については、必ず文献を自宅で読み込んだ上で授業に出席する必要がある。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的には対面を予定しているが、新型コロナウィルスの感染状況等によりTeams/Zoom等を用いたオンライン形式に切り替える可能性もある。連絡はNUCTを経由したメールで行うため、こまめにNUCTやメールをチェックする必要がある。
また授業は対面が中心ではあるものの、やむを得ない事情でオンラインで参加する方々のために対面の場合であっても「中継」をする予定。