授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | この授業では共文法化(2つあるいはそれ以上の数の言語が文法化のプロセスを共有すること)を取り上げます。共文法化の具体例および類型、共文法化を引き起こす要因について議論した研究を読み、授業内での議論を通して、自分自身が関連する問題を扱う際の土台となる知識を得ることを目的とします。 |
|
|
授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course focuses on shared grammaticalization (SG), a process in which "two or more languages have the source and the target of a grammaticalized process in common." By reading researches on examples of SG, its typology, and various factors that activate the process of SG, as well as through in-class discussions, participants will acquire the foundation knowledge necessary to investigate their research questions. |
|
|
到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 文献を読むこなす能力、疑問点・批判点を明確化する能力を養うことを目標とします。 |
|
|
授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 共文法化のさまざまな側面について扱った下記のテキストを読み進めます。秋学期は以下の章を取り上げる予定です。
Chapter 5, "Isomorphic processes" Chapter 7, "Genealogically motivated grammaticalization" Chapter 8, "Verbalization and insubordination in Siberian languages" Chapter 13, "Grammaticalization of space in Korean and Japanese"
また、必要に応じてその他の文献もとりあげます。 授業ごとに担当者を決め、担当者が作ってきたレジュメも参考にしながら、内容について議論を行います。 |
|
|
履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | この授業は、春学期火曜4限の「言語学発展演習Ⅰ」と内容が連続していますので、できるだけ「言語学発展演習Ⅰ」と合わせて受講してください。 |
|
|
成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | レジュメ(50%)、授業への参加度(50%)で評価します。60点以上を合格とする。 |
|
|
教科書・テキスト Textbook | | Robbeets, Martine and Hubert Cuyckens (2013) Shared Grammaticalization: with Special Focus on the Transeurasian Languages. Amsterdam/Philadelphia: John Benjamins. テキストはコピーを配布します。 |
|
|
参考書 Reference Book | | |
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 受講生全員に、テキストの該当範囲を予め読んでくること、授業中には積極的に議論に参加することが求められます。 各回の担当者は担当部分についてのレジュメを作ることも求められます。 |
|
|
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
|
備考 Others | | |
|
授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施します。ただし今後の新型コロナウィルスの感染状況によって変更の可能性があります。詳細はNUCTで周知します。 |
|
|