授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | この授業の目的は日本語の文法と表現を分析するのに必要な高度な知識と能力を身に付けることにある。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is to help students acquire the excellent skills and knowledge needed to analyze Japanese grammar and expressions. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 本授業では日本語教員として必要な日本語の分析力と日本語教育への応用力を身に付けること、および論文執筆力を身に付けることを到達目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | この授業では、受講生が順番に修士論文のテーマについて発表し、修士論文を仕上げていく。発表内容は日本語・日本語教育に関するテーマとする。発表者は、レジュメやパワーポイントを用意して、毎回の発表のポイントが分かるように発表する。他の受講生は、発表内容に関してコメントや質問をして、より良い研究となるように議論を行う。このような経験を通して、問題の発見、先行研究の検討、新たな分析の視点の着想、仮説の導入、調査および分析、検証といった一連の研究スキルを身に付ける。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 日本語學や日本語教育の基礎的な知識を身に付けていること。 aとbを合わせて履修することが望ましい。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 平常点(授業中の発言・討論)(50%)、担当回の発表(50%) 100点満点中60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 庵功雄・高梨信乃・中西久実子・山田敏弘著『初級を教える人のための日本語文法ハンドブック』(スリーエーネットワーク) 庵功雄・高梨信乃・中西久実子・山田敏弘著『中上級を教える人のための日本語文法ハンドブック』(スリーエーネットワーク) 宮島達夫・ 仁田義雄(編)『日本語類義表現の文法(上)』(単文編)くろしお出版 宮島達夫・ 仁田義雄(編)『日本語類義表現の文法(下)』(複文・連文編)くろしお出版 野田尚史『はじめての人の日本語文法』(くろしお出版) 庵功雄『新しい日本語学入門』(スリーエーネットワーク) 森篤嗣・庵功雄(編)『日本語教育文法のための多様なアプローチ』(ひつじ書房) 杉村泰『現代日本語における蓋然性を表すモダリティ副詞の研究』(ひつじ書房) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | この授業では日本語の文法や表現を分析する。そのために日ごろからテレビや会話などの音声言語や、本や新聞などの文字言語を観察し、興味深い表現を収集する習慣を身に着けておくこと。また、「現代日本語書き言葉均衡コーパス」や「茶漉」などのコーパスを利用して、日本語の文法や表現の法則性を読み取る訓練をしておくこと。もちろん、それに必要な言語理論や先行研究の勉強をしておくこと。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。 |
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