授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 「会話分析」の方法論を学び、日本語会話の構造に関する基礎知識を習得するとともに、実際の日本語会話の音声・ビデオデータを収集・観察・分析する能力を身につける。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course introduces students to the field of Conversation Analysis. The goals of the course are twofold: (1) it helps students obtain a basic understanding of key concepts in Conversation Analysis, as well as its theoretical and methodological underpinnings; and (2) it provides opportunities for students to engage in hands-on data analysis exercises, which are designed to help students acquire skills necessary to analyze naturally-occurring social interaction. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 日常会話や教室場面を含め、さまざまな社会的相互行為における日本語の使用を科学的に分析する技能を身につけ、専門性の高い国語(日本語)教育に必要な知識を習得する。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 「会話分析」の理論的背景・方法論を概説した後、実際の日本語会話の音声・ビデオデータを収集する方法を指導する。その上で、テキストに沿いながら「発話順番の構築の方法」、「物語りの構造」、「会話の全域的構造」などを取り上げ、日本語会話の構造についての基本的な知識を身につける。授業で取り上げる各現象について、音声・ビデオデータを観察・分析する能力を習得するために、実践トレーニングとして「データセッション」を各テーマごとに設ける。データセッションでは、担当の受講生がターゲットとなる現象を音声・ビデオデータの中に探し出し、その分析を発表して他の受講生や教員と議論する。この議論を通して、教員は日本語会話を分析するための方法や技術について指導する。(半期2単位の授業だが、前期・後期の連続受講が望ましい。)
本授業は以下の内容で構成される。
第1回:オリエンテーション 第2回:会話分析の視点と研究プロセス 第3回:発話順番の構築1 第4回:発話順番の構築2 第5回:発話順番の構築3 第6回:物語りの構造1 第7回:物語りの構造2 第8回:物語りの構造3 第9回:会話における指示1 第10回:会話における指示2 第11回:会話における指示3 第12回:全域的構造組織1 第13回:全域的構造組織2 第14回:期末データ発表1 第15回:期末データ発表2 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 履修条件を要さないが、春学期開講の「日本語教育学修士論文演習a」を履修しているか、会話分析の基本的なトレーニングを受けていることが望ましい。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 平常点(オンライン・フォーラムへの書き込み、授業中の発言、討論への参加)30%、担当回の発表 30%、期末のレポート 40% 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 串田秀也・平本毅・林誠『会話分析入門』(2017)勁草書房 |
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参考書 Reference Book | | 高木智代・細田由利・森田笑『会話分析の基礎』(2017)ひつじ書房 その他,授業時に随時紹介する. |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 毎週のリーディング課題およびそれについてのオンライン・フォーラムへの書き込み 学期に2〜4回程度のデータ発表 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。 |
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