学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2020410
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
日本語学教育P
科目名 【日本語】
Course Title
日本語教育工学発展演習(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Seminar on Educational Technology for Japanese Language Education b (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMAJ6110J
担当教員 【日本語】
Instructor
佐藤 弘毅 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SATO Kouki ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 5時限
Fall Thu 5
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
日本語教師のための教育工学の理論と教育メディアの活用


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
教育工学的な見方・考え方を日本語教育に取り入れるための科目である。日本語教師が授業の中で主体的に各種教育用情報メディア(以下、教育メディア)を活用するための基礎的な知識や技術を学ぶと共に、それらを自身の実践に応用する方法を考える。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course deals with the basic concepts and principles of educational technologies. It also enhances the development of Japanese-language teachers' self-regulation skill in using information communication technologies for their lectures.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
教育工学的な見方・考え方を理解する。
授業の中で主体的に教育メディアを活用するための基礎的な知識や技術を学ぶ。
教育メディアを自身の実践に応用する方法を考える。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
授業の前半で講義形式による教育工学の最新の理論を紹介し、後半でその理論を活かした教育メディアの活用演習を行う。はじめに、教育工学の歴史をたどりながら、最近の日本語教育でよく活用されている基本的な教育メディアの使い方を考える。続いて、比較的新しい教育メディアや教材の活用、関連する理論を取り上げ、日本語教育におけるそれらの応用を考える。以下の内容について、左側が取り上げる教育工学の理論、右側がそれに関連する教育メディアの活用演習である。なお、以下の予定は、最近の教育工学研究の動向、受講者のスキルや要望に応じて変更する可能性がある(授業時に適宜相談・案内する)。

01. オリエンテーション(教育工学とは何か)
02. 行動主義と認知主義による学習理論 (1) - CMS/LMSを用いたオンライン教材の作成
03. 行動主義と認知主義による学習理論 (2) - CMS/LMSを用いたオンライン教材の作成
04. 行動主義と認知主義による学習理論 (3) - CMS/LMSを用いたオンライン教材の作成
05. 社会構成主義の理論と状況的学習 (1) - ソーシャルメディア(SNS)の活用
06. 社会構成主義の理論と状況的学習 (2) - ソーシャルメディアの活用
07. 社会構成主義の理論と状況的学習 (3) - ソーシャルメディアの活用
08. 視聴覚メディアの効果 (1) - 電子黒板の活用
09. 視聴覚メディアの効果 (2) - 電子黒板の活用
10. 視聴覚メディアの効果 (3) - 電子黒板の活用
11. 視聴覚メディアの効果 (4) - 電子黒板の活用
12. 存在感(social presence)の理論と動機づけ (1) - オンライン授業のデザイン
13. 存在感の理論と動機づけ (2) - オンライン授業のデザイン
14. 存在感の理論と動機づけ (3) - オンライン授業のデザイン
15. 成果発表とまとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
授業ではPCを使用した演習を行う。コンピュータに関する高度な知識や操作技術は必要ないが、PCの基本的な操作(起動、終了、キーボード入力等)には慣れていること。また、基本的なアプリケーション(ワープロソフト、表計算ソフト等)が使用できること。授業支援Webページを始めとするインターネットを用いた演習課題を予定している為、無線LANによりインターネット接続できるPCを持参できることが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業の参加度(授業内での議論への参加や教育メディアの活用状況等、20点)
授業後の感想提出(30点)
演習課題(30点)
最終課題(20点)
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
教師作成の配付資料およびスライド(授業用Webページに掲載予定)
参考書
Reference Book
「教育工学への招待」,赤堀侃司(著),ジャストシステム
「状況に埋め込まれた学習」,J. Lave & E. Wenger(著),佐伯胖(訳),産業図書
「電子黒板・デジタル教材活用事例集」,赤堀侃司(編),教育開発研究所
「電子黒板で授業が変わる」,清水康敬(編著),高陵社書店
「E-Learning in the 21st Century」,D. R. Garrison & T. Anderson(著),RoutledgeFalmer
他、適宜授業で紹介する
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
各回の授業後には、各自がその授業で何を学んだかについて振り返るための感想の提出を求める。またほぼ毎回授業時の議論や演習の続きとなる宿題を課し、次回の授業ではその宿題に基づき議論や演習を続ける。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
原則、オンライン(同時双方向)での授業を行う。受講者の状況に応じて、対面での授業を行う。
授業の実施方法の詳細については、NUCTの「お知らせ」に掲載するので、授業前に必ず確認すること。