授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 英語圏文化における児童文学についての基本的な知識を英語テキストの精読を通して修得できるようにすることが本授業の目的であり、英米文学作品と児童文学作品を結びつける基本的テーマについて議論することが本授業のねらいである。英米文学の分野における児童文学作品を味読することによって、来るべき時代と歴史に対する深い洞察力をもち、言葉による論理的表現と研究推進を行う創造的能力によって、人文学の伝統を継承し発展させる意欲的な人材を養うことを目標としています。 |
|
|
授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The purpose of this seminar is to acquire the fundamental knowledge concerning the English and American children's literature. |
|
|
到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 児童文学を解析することにより、文学研究の意義、文学作品へのアプローチの仕方、作品テーマの抽出と分析、論文のまとめ方を習得することができる。 |
|
|
授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 以下のテーマについて、第一回目から最終回の授業まで通して議論を深めていきます。 テーマ1.『ハリー・ポッターと賢者の石』と児童文学 テーマ2.『ハリー・ポッターと賢者の石』における異界 テーマ3.『ハリー・ポッターと賢者の石』における変身 テーマ4.『ハリー・ポッターと賢者の石』と時間 テーマ5.『ハリー・ポッターと賢者の石』と語り テーマ6『ハリー・ポッターと賢者の石』と読者への不意打ち 以上のテーマをフレキシブルに扱っていきます。 レポート試験によって修得度を確かめますが、随時授業時に英語でレポートを提出することにより理解度を確認していきます。 |
|
|
履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 受講者は初回の授業に出席して、計画表と授業内容を確認してください。最初の授業に出席できない場合は、必ず授業前に担当教員に連絡をとり、指示された課題をこなしてください。なお初回授業から分析を始めますので、授業前に必ずテキストを購入しておくこと。授業時には必ず辞書を持参すること。スマホの辞書機能は使わないこと。作品の日本語訳は使いません。授業中に無断で退室しないでください。 |
|
|
成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | レポート試験70%、英語によるレポート20%、授業参加度(予習・積極的な受講)10% 60点以上を合格とする。 |
|
|
教科書・テキスト Textbook | | J. K. Rowling. Harry Potter and the Philosopher's Stone. Bloomsbury Publishing. ISBN 978-1-4088-5565-2. paperback.(イギリス版) |
|
|
参考書 Reference Book | | |
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 本授業の予習・復習以外にも、J. K. ローリングの『ハリー・ポッター』シリーズをはじめ英米文学の児童文学作品を原文で徹底的に英語原文で読んでみること。授業において焦点をあてるテーマが、作品全体においてどのように表象されているかに注意を払って読んでみること。予習に120分以上、復習に60分以上用いましょう。市販されている日本語訳は絶対に使わないで英語原文にチャレンジしてみましょう。 |
|
|
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
|
備考 Others | | 受講者は第1回目の授業から出席すること。教科書は各自で第一回目の授業の前に購入し、持参すること。 |
|
|
授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面授業を行います。ただし感染状況に応じて変更する可能性があります。詳細についてはNUCTを通して周知します。 |
|
|