学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2020616
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
英語文化学教育P
科目名 【日本語】
Course Title
英米文学修士論文演習Ⅰa(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
English and American Literature Master's Thesis Seminar Ia (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMEA6112J
担当教員 【日本語】
Instructor
滝川 睦 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TAKIKAWA Mutsumu ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 5時限
Spring Tue 5
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
シェイクスピアと近代初期英国の文化(1)


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
「シェイクスピアの戯曲『マクベス』を現代批評の視点から、食文化とアイデンティティー成型に焦点を合わせて、徹底的に分析することを目的に掲げ、シェイクスピア演劇の精髄に迫ることをテーマとして設定する。また本授業は、来るべき時代と歴史に対する深い洞察力をもち、言葉による論理的表現と研究推進を行う創造的能力によって、人文学の伝統を継承し発展させる意欲的な人材を育成することをねらいとします。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this seminar is to analyse Shakespeare's Macbeth from the viewpoint of contemporary Literary criticism, especially focusing upon the relationship between gastronomy and identity-fashioning.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
シェイクスピア演劇の分析を通して英米文学作品へのアプローチの仕方を学ぶことができる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
演習形式で上記の到達目標を達成し、テーマを考究し実際に芝居を演じることができるように、『マクベス』の分析に焦点を合わせて第1回目から最終回までの授業を展開する。近代初期英国の社会的・文化的コンテキストを復元し、そのコンテキストに照らし、以下のようなテーマを核にして『間違いの喜劇』を分析する。最終的にはレポート試験の結果、プレゼンテーション、そして授業参加度を総合的に評価する。
テーマ 
1:近代初期英国における魔女文学
2:英雄と魔女あるいは中心と周縁
3:『マクベス』と近代初期英国における食文化
4:近代初期英国における女丈夫の誕生
5:『マクベス』における分身とアイデンティティー
6:『マクベス』における時間
7:『マクベス』と近代初期の祝祭
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
修士修了年度には必ず受講すること。それ以外の年度の受講については指導教員に相談すること。文学研究を中心に据えた授業を行いますので、受講者は英語原文テキストに真剣に取り組む準備をして授業に臨んでください。とくに第一回目の授業は、授業全体の計画を詳細にお話しますので必ずテキストを持参して出席してください。授業時にはスマホや携帯のスイッチは切っておくこと。遅刻は認めません。辞書は毎回持参してください。スマホの辞書機能は使えません。ネット上の情報は使いません。授業中に無断で退室することはできません。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
レポート試験 70%、プレゼンテーション20%、授業参加度(予習・復習・授業への積極的なコミットメント)10%。60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
William Shakespeare, Macbeth. Edited by Sandra Clark and Pamela Mason. Bloomsbury Publishing. ISBN 978-1-904271-41-3. MLA Handbook. MLA. ISBN 978-1-60329-351-8
参考書
Reference Book
まずテキストに挙げられている参考文献を徹底的に読んでください。他の参考文献については授業時に指示します。中央図書館4階の英語で書かれた研究書を大いに活用してください。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
テキストのわからない単語の意味をThe Oxford English Dictionaryなどを使ってしっかり調べてきてください。自宅では、台詞を声に出して読んでみること。日本語訳は参考にしないでまず英語原文に取り組んでみること。予習に120分以上、復習に100分以上使ってください。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
受講者は第1回目の授業から出席すること。教科書は各自で第一回目の授業の前に購入し、持参すること。   【授業開講形態(対面・遠隔の別)は以下のWEBページにまとめています。   URL:https://mado.adm.nagoya-u.ac.jp/hum_web ※履修登録後に授業形態に変更がある場合には、NUCTの授業サイトで案内しますので必ず確認してください。 ※授業での使用ツールや遠隔授業(オンデマンド型)の場合の教員への質問方法・学生同士の意見交換の方法等についてもNUCTの授業サイトで案内します。 】
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面授業を行う。ただし感染状況に応じて変更する可能性がある。詳細はNUCTにて周知する。