授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本授業の目的は、アメリカ文学を対象とする英文による学術論文の執筆方法を学び、修士論文執筆の準備を行うことである。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aims of this course are to learn how to write an academic article in English that discusses a text or a topic in American literature, and to make preparations for writing a Master's thesis. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 修士論文執筆のための準備を行うこと。アメリカ文学に関するトピックを対象とする英文の学術論文の執筆方法を習得すること。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | アメリカ文学について論じる英文の修士論文執筆のためのワークショップ。受講者は (I) アメリカ文学に関するトピックを対象とする学術論文の執筆方法を学び、(II) 各自の修士論文執筆の準備を行う。
各回の授業は課題に対して受講者が報告する形で行う。
(I) に関して。各自が論文執筆の対象とするテクストを独自に検討し、以下のような課題に応えるーー(1) 対象とするテクストの内容、作者、背景等の紹介、(2) 対象とするテクスト内の任意のパッセージの読解と解釈、(3) 対象とするテクストについての自分なりの問いとそれに対する自説の発表、(4) 対象とするテクストにおける、自身の問いに対する主張を支持する箇所の検討、(5) 対象とするテクストに関する先行研究(あるいは、自身の問いに関連するトピックについての先行研究)の批判的検討など。
(II) に関して。(I) の作業を踏まえて、修士論文を構成する1章となりうる論文の執筆を進める。その際、受講者は、(1) リサーチ・クエスチョンおよび論文で展開する自身の主張・論(thesis、argument)についての検討、(2) 論文の構成および各節の内容についての検討、(3) 先行研究の批判的読解および関連文献の検討、(4) 対象テクスト中に見出された、自身の主張を根拠づける箇所についての再検討、などを進める。これらの検討を進めながら、各自で MLA Handbook を精読し、研究倫理についても学ぶ。これらは9月に予定される構想発表会(もしくは中間発表会)のための準備となり、また、論文を構成する1章分(あるいは、2章分、3章分)の執筆につながるものである。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 英米文学分野・専門の博士前期課程学生のみ受講可。修士論文を提出する年度には指導教員が開講する本セミナーを必ず受講すること。修了年度以外の年度の受講については指導教員に相談すること。秋学期同時限に開講される「英米文学修士論文演習 IIb」を継続して受講すること。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 各回の授業の課題に対する取り組み(50%)と報告内容(50%)による。60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | MLA Handbook, 9th ed. (MLA) 。 |
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参考書 Reference Book | | Norton Anthology of Theory and Criticism (Norton)。その他、必要に応じて、またそれぞれの受講者の論文トピックに応じて、授業時に紹介する。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 各回の課題について報告するための準備を行う(「授業の内容・方法」欄記載のもの)。独自にテクストを読み進め、論文執筆の準備をする。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面またはオンライン(同時双方型)のいずれかを選択できるようにする(ハイブリッド形式)予定だが、今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。 |
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