授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 目的はマルセル・プル—ストの小説を精読し,理解すること。目標は世紀末から20世紀初頭のフランスの社会・風俗・文化・社会・芸術について理解するとともに,日仏の相違について考察を深める。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The purpose is, by the lecture of the roman of Proust, to understand French society, customs, culture, society and the arts from the end of the 19th century to the beginning of the 20th century. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 日本文学にも影響の大きいプルーストの文学観と文体に親しみ,フランス文学・文化史についての幅広い教養を身につける。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | プルーストの『失われた時を求めて』の『見出された時』の巻を精読する。主な内容は以下の通り。 1. プルーストの人と作品,時代背景と文学史上の位置づけ 2. 作品の生成過程 3. 作品の構造と時系列 4. フランスにおけるパリと地方の関係性について 5. マドレーヌ体験。無意識的記憶とその哲学 6. 子供時代を描く他の文学作品との比較 7. フランスのイル・ド・フランス地方の自然,植物 8. フランスの料理と美術 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | フランス語未履修者も受講可。毎回,指定するテクストの範囲について,フランス語履修者は和訳と分析,未履修者は詳細な考察を行い,次の授業までにnuctを通して提出する。授業冒頭での口頭発表を課す場合もある。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 平常点50%(毎回提出する課題)+学期末レポート試験50% 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | Proust, Le Côté de chez Swann (GF Flammarion), プルースト『スワン家のほうへ I』(岩波文庫) 南部書籍で販売する。受講生は両方購入のこと。ただしフランス語中級以上の受講生はフランス語原書のみでも可。 |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 上記の課題に加え,毎回次の範囲についての入念な予習が必要。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。 |
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