授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | この授業では、朱徳煕の《語法講義》の原文講読を通じて、現代中国語文法の基礎を体系的に把握すし、文法研究の基本的考え方、方法論を身につけることを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course introduces the foundations of the study of modern Chinese grammar to students taking this course. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ① 現代中国語文法にかかわる書籍や論文を中国語で読み解くことを通じて、より専門的な中国語の読解・運用能力を身につける。
② 現代中国語文法の基礎的な知識と文法体系を把握する。
③ 文法研究の基本的な考え方や方法論を身につけ、自身の研究に活かせる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 現代中国語研究の金字塔とも言える《語法講義》(朱徳煕著・商務印書館・1982年)を丁寧に読み解くことで、現代中国語文法を体系的に理解するとともに、種々の文法事象を個別に取り上げ、中国語の言語としての普遍性と独自性について考察していく。
また、授業では実際の用例収集や分類・分析方法を身につけるために、CCL語料庫やBCC語料庫などのコーパス検索ツールを用いて受講生自身が用例を収集し分析する訓練を行う。収集した用例にどのような構造パターンが存在し、その構造パターンがどのような意味・機能を持つのかについて、実例を見ながら議論していく。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 中国語論文も題材として扱うため、中国語がある程度理解できることが望ましい。
前期(講義題目「中国語中国文学基礎演習Ⅳ」)から引き続き履修することが望ましい。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 以下の2点に基づき、総合的に評価する。
① 授業(ディスカッション等)への参加度(30%) ② 学期末のレポート(70%)
学期末のレポートに関しては、特に言語専門の受講者は自身が関心を持つ任意の言語事象を取り上げ、関連付けて分析を深めていくことが望ましい。
尚、レポートを提出しない場合には「欠席」扱いとする。 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 必要に応じて指示する。
授業に臨むにあたって、講読テキスト(中国語原文)を必ず予習してくること。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | 相応の中国語運用能力を有することを受講の条件とする |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。 |
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