学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2021224
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
東洋文献学教育P
科目名 【日本語】
Course Title
中国語中国文学発展演習Ⅵb(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Seminar on Chinese Linguistics and Literature VIb (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCL6124J
担当教員 【日本語】
Instructor
星野 幸代 ○
担当教員 【英語】
Instructor
HOSHINO Yukiyo ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 3時限
Fall Thu 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
 受講生は、この授業において以下の力を養う。
1、近現代作家の文学作品を精確に翻訳するだけでなく、文学的な表現力を養う。
2中国語圏の近現代文学史における流れと、国内外の政治文化社会的背景について理解を深め、自らそれを考察する方法を学ぶ。
3、多様な中国語文学の中から最近の話題作を読み、議論する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
1. Students will not only learn to translate modern and contemporary literary works accurately, but also to develop their literary expression skills.
2. To deepen students' understanding of the history of modern and contemporary literature in the Chinese-speaking world and the political, cultural, and social backgrounds at home and abroad, and to learn how to examine them on their own.
3. Students will try to appreciate the diversity of Chinese literature.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
 中国近現代小説研究において、基本書と位置付けられている論著を精読し、研究史上のその意義を踏まえて、自らの研究に批判的に継承する力を身につける。また、中国語圏の文学の多様性について理解を深める。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
 授業内容は三つの部分からなる。
1、中国語論著の読解
受講者は、テキスト①の担当したい章を相談して分担する。内容の概要をまとめるレジュメ(日中両言語可。発表する際は日本語)を作る。その後の関連する研究論文を少なくとも1点(日中両言語可)は参照し、それに基づいて担当の章について論評する。

2、翻訳(一部)
担当する章の作家・時代の範囲で読みたい短編(中編も場合によっては可)小説を選び、第三回までにNUCT「メッセージ」を通じて周知する。

3、論著の読書会
 *日本語、中国語いずれのバージョンでも良く、出来れば表現として注目されるところは照合しつつ読んでくる。
テキスト②。最後の一回を当てる予定。れぞれが5分ほど自分なりの解釈、疑問点を発表してから議論する。

担当は、次の要領で実施する。(初回はガイダンス)
第2回 担当者A(テキスト①)  第3回 担当者B(テキスト①)
第4回 担当者A(短編小説)   第5回 担当者B(短編小説)....
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
①担当を1章ずつ、②は自分の読みを提示できるよう準備する。12回以上の出席を単位取得の必須条件とし、議論への参加・貢献度を加味して総合的に評価する。
教科書・テキスト
Textbook
①孟悦,戴锦华『浮出历史地表:现代妇女文学研究』中国人民出版社 ·2003·
第一章 五四十年:悬浮的历史舞台
第二章 廬隠 庐隐:人生歧路上的怯者
第一章凌叔华:角隅中的女性世界
第六章 30年代:文明夹缝中的神话
第九章 都市的女性:辉煌之页的边缘
第十章 白薇:未死方生
第十一章 萧红:大智勇者的探寻
第十二章 40年代:分立的世界
第十四章 张爱玲:苍凉的莞尔一笑……

②呉明益《複眼人》台北:夏日出版社,2011 他のバージョンでも可。
(邦訳 倉本智明訳、白水社、2021) 
参考書
Reference Book
授業内で必要に応じて指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
担当者になった場合は担当部分の読解とレジュメ作成、そのほかに小説を選定する為に幾つか読むことが必要となる。担当ではない回も必ず論文・作品を読んだうえで出席すること。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
原則として対面で行う。