学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2021413
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
哲学倫理学教育P
科目名 【日本語】
Course Title
西洋古典学発展演習(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Advanced Seminar on the Greek and Latin Classics (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMGC6113J
担当教員 【日本語】
Instructor
吉武 純夫 ○
担当教員 【英語】
Instructor
YOSHITAKE Sumio ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
通年(春秋) 木曜日 5時限
Full-year course(Sp-Fa) Thu 5
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
2022年度入学以降
教職【教科】
Teacher's License
中専修・社会、 高専修・公民
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
ギリシア・ローマ古典の諸問題


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
ギリシア・ローマ古典において複雑な問題をはらむ諸々のテーマを、教員と大学院生だけで議論しながら考察し、そこにある問題の本質を探り、構造や意味を論証し解明してゆく。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This seminar is to study several important themes touching complex problems that appear in the Greek and Latin classics. Through the discussions among the post-graduate students and the staff, it aims at the detection of the core of the problems and the elucidation of the structure and meaning of the matters. Skills of examining the classical texts and scholarly works will be fostered.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
古典テクストや研究文献を実地に検討し論証する力を身に付ける。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
≪ギリシア・ローマ古典の諸問題≫

それぞれのテーマについて、2週間をかけて検討する。最初の週は、各学生がその専門的立場からコメントを述べ、互いに疑問点を出し合って問題点を絞ってゆく。次の週には、定めた課題について各学生が考え調べたことを報告し、それについて皆で討論する。

授業計画
1.イントロダクション
2.集会・裁判1:問題の精査(文学と実際など)
3.集会・裁判2:討論
4.manhood1:問題の精査(andreiaとvirtusの異同など)
5.manhood2:討論
6.オルフェウス1:問題の精査(神話、賛歌、秘教など)
7.オルフェウス2:討論
8.商売1:問題の精査(文学と実際の商人、交易、ヘルメスなど)
9.商売2:討論
10.オリンポス1:問題の精査(どういう山か、オリンピアとの関係など)
11.オリンポス2:討論
12.勝利1:問題の精査(勝利の様々な場、祝勝歌、トロパイオンなど)
13.勝利2:討論
14.学生の選ぶテーマについての検討1
15.策定の選ぶテーマについての検討2
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
ギリシア・ローマ古典の様々な問題を考える意欲と、日本語および英語の論文を読む能力と努力が必要である。古典語の原典を読みこなす努力と能力も必要。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
平常点(5割)と、レポート(5割).各テーマにおける問題点をどれだけ的確に把握し議論することができるか、また、研究書をどれだけ読みこなしているかを見る。60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
西洋古典叢書(京都大学学術出版会)の全体から、またLoeb Classical Library(Harvard UP)の全体から、適宜該当する古典テクストを読む。古典テクストはできる限り原典に当たらねばならない。
参考書
Reference Book
J.Roisman、The Rhetoric of Manhood (London 2005)、
H.Boeke、The value of victory in Pindar's odes (Leiden 2007)、など。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回かならず、じゅうぶんに時間をかけて、与えられた問題を考えまた課題文献を読んできて授業に臨む。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
●西洋古典学以外の専門の院生が履修しようと思う場合は、必ず事前に吉武に相談してください。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。