授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 中国哲学の学習の基礎となる、漢語文言文の正確な読解力を身につけること、詳悉に「出典」を調べる力を養うこと、更に教材『述学』の内容を通して古代中国の思想に関する知識を習得することを目的とします。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The purposes of this lesson are learning to read Chinese classics correctly, learning to examine the sources entirely, which are foundations of learning Chinese philosophy, and learning the knowledge of Chinese ancient thought through the contents of Shu-xue. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 漢文の正確な読解力を身につけること、詳悉に「出典」を調べる力を養うことを到達目標とします。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 清の汪中の『述学』は、その子・汪喜孫が亡父の知己の支援によって刊刻した、実質としては汪中の遺文集です。「釈三九」「荀卿子通論」等を精読します。授業では、毎回担当者を決め、担当者はレジュメを作成します。訓読と現代誤訳を施して丁寧に読み進めてゆきます。肝心なことは、 ①「出典」を、その原書に当たって徹底的に確認すること。 ②読解によって得られた中国古代思想に関する知識を、今日の学説と比較して批判検討した上で、正しく理解すること。 等です。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 今年度から、返り点・送り仮名は勿論、句読点も無い白文を、伝統的な中国学のレベルで「読む」と言うに足る授業に変更します。漢語文言文(いわゆる漢文)を読解する知識(漢文訓読法を含む)と、白文を凝視してどこで句切れるのか熟考する根気が必要です。また原則として現代中国語の知識を必要とします。他研究科院生履修不可です。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ①授業への取り組み40% ②担当者としての発表、その他の意見発表30% ③予習(毎回全員)20% ④期末レポート10% 以上を基準とし、半期でどれほど進歩したかを見て成績を評価します。 60点以上を合格とします。 |
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教科書・テキスト Textbook | | テキストには汪氏精刊本(白文)等を用います(プリントを配布します)。 |
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参考書 Reference Book | | 吉田純『清朝考証学の群像』(創文社、2006年) 稲葉誠一「汪中伝稿」(『東方学』9、1954年) 趙昌智主編『揚州学派人物評伝』(広陵書社、2007年) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 担当者は勿論、受講者全員が毎回、予習をしてくることが大切です。予習とは、①標点(句読点など)をつけること、訓読し書き下し文にすること、現代日本語に翻訳すること、②「出典」を調べ、原書に当たって確認してくること、③自分なりの解釈をしっかりまとめてくること、を言います。これらは現実には中国哲学リテラボで、本格的な辞書、索引類、出典の夥しい原書を利用しなければ出来ません。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施する。ただし、三密が回避できない場合や今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTを参照のこと |
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