授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 大乗仏教の代表的テキスト「般若経」は、多くのバリエーションが存在するだけでなく、中国語やチベット語などのアジア諸語に翻訳され、インドのみならずアジア諸地域に与えた影響は大きい。本授業では、『八千頌般若経』のサンスクリット原典を講読しながら、難解な用語の解説を行い、仏教思想について受講者の理解を深めることを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is help to students get the knowledge of Buddhist thought by reading the Aṣṭasāhasrikā Prajñāpāramitā. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 辞書や文法書を使用しながら、サンスクリット原典を読むことができる。 仏教の基本用語を理解できる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 第1回 大乗仏教とは何か 第2回 般若思想と般若経典群 第3回 参考文献紹介と辞書の使用法 第4回-第14回 『八千頌般若経』の講読と仏教用語の解説 第15回 全体総括 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | テキストの和訳に応じて評価(60%)、仏教用語を説明するレポートの評価(40%)の総合評価で60点以上を合格とする。 なお、レポートを提出しない場合には、履修取り下げとみなし「欠席」評価。 |
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教科書・テキスト Textbook | | Aṣṭāsāhasrikā Prajñāpāramitā with Haribhadra's commentary called Āloka, edited by P.L. Vaidya, Buddhist Sanskrit Texts No. 4, Darbhanga, 1960. |
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参考書 Reference Book | | 梶山雄一訳『大乗仏典2 八千頌般若経I』中公文庫. |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 各回の授業で扱う個所を予習すること。(サンスクリットテキストの和訳を行うとともに、難解な仏教用語をピックアップする) あわせて、授業内容を復習し、特に、仏教用語について文章で説明できるようにする。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。 |
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