学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2021907
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
超域人文学教育P
科目名 【日本語】
Course Title
文化動態学研究Ⅱa(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Socio-cultural Change Studies IIa (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMSC5107J
担当教員 【日本語】
Instructor
甘 靖超 ○
担当教員 【英語】
Instructor
GAN Jingchao ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 3時限
Spring Mon 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業では、身近にある食の話題から食文化の概念、食文化研究の方法について学ぶことを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course aims to help students acquire an understanding of the concept of the food culture and learn about research methods of the food culture studies.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この授業では、受講者が授業終了時に、1)食を通して地域社会の文化的特徴や異文化間の交流のありかたを総合的に理解すること、2)食文化に関する調査を主体的に遂行できることを目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
(1)食の文化とは何か、(2)食文化の研究とは何をすることか、(3)食文化の研究をどのようにすすめればよいのかについて講義する。授業の際に文献資料にパワーポイントや視聴覚資料等を加え、日本と中国をはじめとした地域の食事風景や人々の食事行動に関する調査研究を紹介し、適宜解説と議論を行う。特定の文献あるいはテーマについて、人数に応じ個別かグループでのプレゼンテーションを一度ずつ行う。また、受講生の各自関心のあるテーマにそった研究計画の策定と実施について助言、指導する。講義はおおむね以下のような流れで進められる。
☆概 論:世界の食に学ぼう
第1回:ガイダンス
第2回:食を通して他文化を学ぶ
第3回:食とコミュニケーション
第4回:日本人にとって和食とは何か?
第5回:外国人からみた和食とは何か?
第6回:食に見る日本と中国
第7回:東アジアの食文化
☆事例研究:食べ物からみた世界
第8回:聖なる米と世界の米料理
第9回:麺の歴史と展開
第10回:肉食と肉食のタブー
☆実 践:身近な食文化を調べてみよう
第11回:食文化の調査とは何をすることか?
第12回:フィールドワークとは何をすることか?
第13回:フィールドワークはどのように行うべきか?
第14回:調査計画の発表・討論(1)
第15回:調査計画の発表・討論(2)
(以上は取り上げる予定のテーマであるが、扱う順番はこの限りではない。)
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
初回のガイダンスに必ず参加すること。
受講者の人数や関心のある分野、要望等によって授業の内容を変更する場合がある。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への積極的な取り組みを30%、発表の内容を40%、期末レポートの内容を30%として評価し総合して60点以上を合格とする。食文化に関する調査を主体的に遂行できる能力・知識を身につけていることを評価基準とする。
教科書・テキスト
Textbook
必要な資料やプリントを授業ごとに配付し、授業進度、学生の理解に合わせて適宜指定する。
参考書
Reference Book
石毛直道『石毛直道食の文化を語る』ドメス出版、2009年
河合利光(編著)『世界の食に学ぶ:国際化の比較食文化論』時潮社、2011年 など。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回の授業前に配布資料を読み、その内容を要約すること。
自身の発表に際しては図表などを適宜使用し、わかりやすい発表資料を作成すること。
また講義時間外に各自関心のある研究テーマについて計画を立てて、調べる必要がある。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細は NUCT で周知する。