授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 国内外の様々な事象や文献から、ジェンダー研究の大要を掴む。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course deals with the foundations of gender studies. It also enhances the development of students’ basic skill in research; grasping the outlines of research subjects and discussing. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ・国内外の様々な事象にジェンダー視点から接近し、そこにおける問題点を理解する。 ・文献の講読、レジュメ作成、ディスカッションへの参加を通じ、論文を書く、意見を交わすといった研究活動の基礎を修得する。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | ジェンダー視点の不足を認識し、その導入を試み始めた学問領域は少なくない。例えば経済学では、1990年代に入ってようやく、いわゆる主流派、非主流派の双方において上記のような動きが活発化した(「フェミニスト経済学」の登場)。本授業では、主に社会科学におけるこうした学問的発展の成果を、国内外の文献から学ぶ。 毎回の流れは以下の通り。 1.ジェンダーに関する時事についての簡単な意見交換。 あるいは、教員や受講者が参加した関連学会・研究会等の紹介。 2. 報告者による講読文献のまとめ(要レジュメ)。 3. 用語・内容等に関する質疑応答や解説。 4. 報告者あるいは受講者が提示したディスカッション・トピックについて議論。 レジュメには、単に講読文献からの抜書きを羅列するのではなく、講読文献の構成や内容が明瞭に捉えられるよう工夫を凝らして欲しい。またディスカッション・トピックの提示に際しては、講読文献の内容を補足あるいは発展させるようなデータや文献、資料を添付するなどしても構わない(むしろ望ましい)。これらの作業は、テーマに関わらず、「論文を書く」―既存研究の不足点あるいは批判すべき点を見出し、問題として設定し、適切な方法と過不足なく明確な論述によって解を示す―ための訓練の一つとなろう。 ジェンダーと関わる事象は非常に多く、本授業でその全てを検討することは無論不可能であるが、それらの多くが様々に関わりあっているということを常に念頭に置き、広い視野を確保して頂きたい。本授業を通じて、ジェンダー研究が、女性(とりわけ、いわゆる「働く女性」)のみの利益を追求・主張するものでは決してないことが理解されると思う。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 使用言語は日本語である(This course will be taught in Japanese)。 専門分野を問わず、また単位が不要であっても、関心や意欲のある学生の真摯な受講は大いに歓迎する。 国際・地域共生促進コース「グローバル化社会共生論Ⅴ」との同時開講である。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 毎回のディスカッションへの参加度(50点)、ならびに報告担当時のレジュメ/ディスカッション・トピックの内容(50点)で評価し、計60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施の予定。但し、感染状況によっては変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。 |
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