授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 歴史学とは現状批判の学問である。ものごとを批判的に把握する力を鍛え、自らの身につけること、そのために歴史学における議論をふり返りながら、現状批判をするとはどのようなことなのかについて考察を深めることを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | It is not the purpose of historical study to clarify details thoroughly. History is the study of current criticism. The purpose of this course is to train the ability of grasping things critically and criticize the present situation while reviewing it in history. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 本授業では、受講生が授業終了後に、日本近現代史に関する知識と史料を分析する能力を得ることを目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 近現代天皇制に関する近年の研究をを批判的に読み込んで議論するとともに、近現代における史料を分析する方法を身に付ける。
まずは、河西秀哉編『戦後史のなかの象徴天皇制』(吉田書店、2016年)を共通テクストとして輪読し、論評と討論を行う。
次に、近現代史における天皇関係の重要史料を読んでいく。 他の史料を確認しながら報告してもらい、討議する。
第1回 ガイダンス 第2回~第7回 『戦後史のなかの象徴天皇制』の輪読 第8回~第15回 近現代史史料の講読 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 履修条件は要しない。 ただし、報告者は周到に準備をし、参加者は積極的に討議に参加すること。
他専攻の学生が履修しようとする時は事前にメールをすること。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 報告(50%)と演習への討議参加状況(50%) 60点以上を合格とする。 演習準備を通じて、先行研究の理解や適切な史料分析の方法を身に付けていることを評価基準とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 河西秀哉『戦後史のなかの象徴天皇制』(吉田書店、2016年)はこちらで用意する。
後半の史料についてもコピーを配布する。
発表時にレジュメを作成し、配布してもらう。 |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 報告者となる際には十分に準備をし、口頭発表ができるように準備すること。
また、天皇制に関するニュースに常に注意を払うこと。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。 |
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