授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 中国民族史(おもに西南民族史)に関して外国語で書かれた最近の研究を読み,国外における最新の研究動向について理解を深める。そして,その内容について日本語および外国語で討論を行い,多言語を駆使して外国史を研究する能力を養うことが目的である。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | In this course, we read recent studies on Chinese ethnic history (mainly on the ethnic history of Southwest China) written in foreign languages to deepen our understanding of the latest research trends outside Japan. The purpose of this course is to foster the ability to study foreign history in multiple languages by discussing the content in Japanese and other languages. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 中国民族史(おもに西南民族史)に関する最新の研究文献を自力で読み進めるための読解力,およびその内容について多言語で討論する力を得ることが目標である。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 春学期の「東洋史発展演習Ⅱa」の続きであるため,最初からテキストの輪読を進めていく。受講生は毎回一度は指名され、テキストの読解(口頭による翻訳)を行なう。したがって受講生は、各自必ず予習しておかねばならず、準備なしにただ出席しても意味をなさないし、評価の対象ともならない。なお受講者の国籍・母語等を勘案してテキストを選択するが,当面は英語で書かれた研究書をテキストとして使用し,それを受講者の母語(日本人は日本語・中国人は中国語)に翻訳してもらい,その内容に関する討論も日本語および中国語でおこなうこととする。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 基本的な中国民族史に関する知識と,英語論文を読解する能力を有すること。「東洋史基礎演習」など漢文史料を扱う演習の履修経験を有すること(未修者の受講は認めない)。できる限り春学期開講の「東洋史発展演習Ⅱa」とあわせて受講することが望ましい。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 評価は授業への取り組み、すなわち毎回のテキスト訳読担当において示された読解力、理解力により、別に試験は行なわない。100点満点中60点以上を合格とする。 なお出席については少なくとも三分の二が必要だが、ただ出席しただけでは評価の対象にならない。 |
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教科書・テキスト Textbook | | Christian Daniels & Ma Jianxiong (eds.), 2020, The Transformation of Yunnan in Ming China: from the Dali Kingdom to Imperial Province, Routledge. (春学期の「東洋史発展演習Ⅱa」の進み具合によって変更する可能性がある。NUCTの授業サイトを通じて事前に連絡・配布する。) |
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参考書 Reference Book | | 辞書,工具書(リファレンス)については、初回授業時に概要を紹介するほか、授業中に随時紹介する。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | すでに述べたように、本講義は予習が必須であり、準備なしにただ出席しても意味をなさないので十分な準備をして欲しい。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施する。未渡日の留学生等は,同時双方向型オンラインで受講することも可能とする。 今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。 |
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