学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2022810
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
英語高度専門職業人P
科目名 【日本語】
Course Title
英語教材開発演習(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on English Teaching Materials Development (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMEC5110B
担当教員 【日本語】
Instructor
杉浦 正利 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SUGIURA Masatoshi ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 金曜日 2時限
Spring Fri 2
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
2022年度入学以降
教職【教科】
Teacher's License
中高専修・英語
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
 外国語として英語を学ぶ学習活動において、何のためにどのような教材をどうして使うのか、そしてその学習活動を行う際にその教材をどのように使うことが効果的なのか。本授業の目的は、英語教育における教材に関する根源的な問いについて取り組み理解を深めることである。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this course is to help students acquire fundamental knowledge and skills for EFL learning materials development.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
 外国語学習に適した教材の在り方を自ら判断できるだけでなく、より良い教材を自ら開発することができるような基礎的な技能を身につけることを本授業の目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
■授業の概要
 英語の学習活動に必要な情報は、音と文字と画像で伝えらえれる。そうした情報を目的に合わせてデザインし具体化したものが教材(情報を伝えるメディア)となる。そしてコンピューターによる情報革命により、情報はすべてデジタル化される。こうした時代背景を考え、本授業は、CALL教材開発を通して考える教材論とする。
 授業ではまずCALL教材開発に関する概要の講義と事例紹介をした後、現在行われているCALL関連研究事例を、アクティブラーニング形式で取り上げる。すなわち、文献を事前に読んできたうえで、受講生が、その文献を批判的にレビューをし、授業内でディスカッションを行う。こうして研究事例について学んだ後に、CALLに関する研究及び教育で実際に役立つ語彙課題教材、リーディング課題教材、リスニング課題教材、ライティング課題教材など取り上げ、実際にプログラミング言語(HSP)を使った教材開発演習を行う。学期末には、各自が自分の興味関心のあるテーマで実際に教材を開発し、試行的に学習活動をした結果を分析し発表をする。
 なお、本授業で修得する技能を応用することで、心理言語学的実験用プログラムを開発することも可能になる。

■授業計画 
第 1回: ガイダンス。CALL教材開発研究の概要。
第 2回: CALL教材の開発事例紹介1:PC用教材
第 3回: CALL教材の開発事例紹介2:スマホ用教材
第 4回: CALL関連論文のレビュー1:教材開発の心理言語学的最適性
第 5回: CALL関連論文のレビュー2:リスニング教材
第 6回: プログラミングの基礎1(文字情報の取り扱い。ボタンとラベル。データ。)
第 7回: プログラミングの基礎2(条件と繰返し。サブルーチン。)
第 8回: プログラミングの基礎3(画像情報と音声情報の取り扱い。)
第 9回: 教材の試作1(リスニング)
第10回: 教材の試作2(語彙課題)
第11回: 教材の試作3(リーディングとライティング)
第12回: 分散分析を使ったデータの分析方法
第13回: プロジェクトの構想発表
第14回: プロジェクトの中間報告
第15回: プロジェクトの発表会

ただし、授業内容と方法は、受講生に合わせて変更することもある。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への参加度(課題の提出率を含む)(30%)、発表会での報告(20%)、学期末レポート(50%)の3点から総合的に評価する。60%以上を合格とします。
教科書・テキスト
Textbook
必要な文献は、授業中に指示し、各自、電子ジャーナルからダウンロードする。電子ジャーナルにない場合は、コピーを用意する。
参考書
Reference Book
授業中に適宜指示します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
"毎回の授業にあわせて、文献レビューが予定されているときは、文献を熟読しておくこと。
また、発表が予定されているときには、できるだけ事前に発表資料に目を通し、質問ができるように準備しておくこと。
いずれの場合も、授業後には、授業中に発言できなかったコメントや質問を授業用のオンライン掲示板に積極的に書き込むこと。授業後の書き込みも授業の参加度の一部と見なされます。"
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施する。ただし今後の感染状況によって同時双方向型オンラインで実施する可能性がある。詳細はNUCTで周知する。