学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博前
時間割コード
Registration Code
2022811
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
英語高度専門職業人P
科目名 【日本語】
Course Title
英語教育実践演習(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on English Teaching Practices (Enrolled in/after 2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMEC5111B
担当教員 【日本語】
Instructor
尾関 修治 ○ 杉浦 正利
担当教員 【英語】
Instructor
OZEKI Shuji ○ SUGIURA Masatoshi
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 4時限
Spring Mon 4
隔年開講
Biennial class
隔年開講
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
不可
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
2022年度入学以降
教職【教科】
Teacher's License
中高専修・英語
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
英語で英語の授業をするにはどうしたらよいか、教室での学習活動に必要な英語表現を学ぶとともに、実際に、英語で英語を教える授業の実践演習を通して、現場という文脈の中で英語表現を使用し、英語で英語を教える教員にとって必要な英語コミュニケーション能力を身につける。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this course is to help students acquire fundamental knowledge and skills to teach English in English by learning and practicing essential English expressions for teaching English.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
英語で英語の授業をするのに必要な英語表現を実際の授業観察などを経て習得し、教員にとって必要な英語コミュニケーションとは何かを理解する。また、実際に英語で授業を展開するために必要な英語運用能力を習得する。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
 授業は大きく分けて5つの部分から構成される。1)まず、実際に英語で英語の授業を行うために必要な表現を実例をもとに学ぶ。2)その後、本学で英語母語話者の英語教員によって実際に行われている英語の授業を観察し、お互いに気が付いた表現や学習活動を報告しあいディスカッションをし、どのような英語表現をどのような場面で使うとよいかをまとめる。3)学期の中盤で、本学の附属中学・高等学校でも実際の英語による英語の授業を観察する。教育現場でどのように英語による英語の授業が行われているかを実地見学することにより、英語で英語の授業をするのに必要な英語表現が教室という文脈の中でどのように使われるか、教員にとって必要な英語コミュニケーションとは何かという理解が深まる。4)その後、あらためて、再度、本学で語母語話者の英語教員によって実際に行われている英語の授業を観察し、英語による授業実践に必要な表現を学びなおすとともに、より深い理解を行う。5)最後に、本授業を通して学んだ英語表現とそれを使った英語コミュニケーションについてお互いに発表しあうことにより、受講生全員の学習経験を共有することで、英語で英語の授業をするために必要な表現や英語コミュニケーション能力を、個人の経験を超えて学ぶ。この授業では、各自の学習過程をオンラインのeポートフォリオに蓄積し、お互いの学習過程を参考にしながら英語教員として必要な英語コミュニケーション能力に関する知識と英語表現を共有していく。

※以下の計画のうち、教室現場で行う授業観察・実習については様々な現実的な制約により変更または録画資料により代替することがある。
授業計画 
第1回:ガイダンス
第2回:教室英語の表現を学ぶ(1):タスクを中心に
第3回:教室英語の表現を学ぶ(2):ビジュアルを中心に
第4回:名古屋大学の英語母語話者による英語の授業観察(実習前研修 英語基礎)
第5回:実習前研修(英語基礎)で観察した英語表現とその使い方に関するディスカッション
第6回:名古屋大学の英語母語話者による英語の授業観察(実習前研修 英語上級)
第7回:実習前研修(英語上級)で観察した英語表現とその使い方に関するディスカッション
第8回:名古屋大学附属中学・高等学校にて授業観察:理解系授業を中心に
第9回:名古屋大学附属中学・高等学校にて授業観察:産出系授業を中心に
第10回:授業観察に関する英語表現と英語コミュニケーションに関するディスカッション
第11回:名古屋大学の英語母語話者による英語の授業観察(実習後研修 英語基礎)
第12回:名古屋大学の英語母語話者による英語の授業観察(実習後研修 英語上級)
第13回:実習後研修での授業観察で新たに気づいた英語表現に関するディスカッション
第14回:教室英語の表現と教師にとって必要な英語コミュニケーションに関するまとめ
第15回:総括:英語で英語の授業をすることに関するまとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
英語教授法について一定の知識・経験を前提とするため2年次での履修を想定しているが、教職の経験があるなど十分な準備がある学生は1年次での履修も可能である。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
以下の3点から総合的に評価する。
・授業への参加度(eポートフォリオの充実度を含む)(30%)
・実践演習事前計画書とその実践演習後の自己評価レポート(30%)
・学期末総括レポート(40%)
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
必要な文献は、授業中に指示し、各自、電子ジャーナルからダウンロードする。
電子ジャーナルにない場合は、コピーを用意する。
参考書
Reference Book
中井俊樹編(2008)『大学教員のための教室英語表現300』アルク
中井俊樹編(2009)『大学生のための教室英語表現300』アルク
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
教室内英語表現のピックアップなどの資料作成。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面での授業を想定している。リモートで行う必要が生じた場合は対応するが、予定した内容から変更する可能性がある。