授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | この授業は、教職の専門性を高めることを目的としている。教員を志望する他研究科・他専攻の院生の受講を歓迎する。教師教育学学における課題を明らかにするための専門的知識のほかに、調査・分析方法を学び、研究遂行能力を習得することを目的とする。教師教育学の諸課題に対する高度な専門的知見と卓越した研究遂行能力を習得し、教師教育学の分野においてリードする人材を育成することを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course is designed to provide a learning opportunity for students to share their understanding about teacher education and to find their own research question and deep understanding. It provides students the opportunity to learn about teacher research, teacher training, and teacher education curriculum. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 教育実践を構成する諸要因の構造に対する洞察を深め、研究的な見方や考え方に基づいて、教育実践の創造や改善をリードできることを目標とする。特に、教師教育学における専門的な文献を収集したり、批判的に論じたりすることができる。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | The main aim of this course is to learn about teacher research, teacher training, and teacher education curriculum as follows;
to obtain basic knowledge and concept in teacher education,
to be able to discuss various issues of teacher education,
to recognize research question in teacher education field,
to examine how to do research on teacher educators competence,
to analysis the impacts of lesson study on teacher professional development,
and to find effective research method on teaching and improving learning culturally. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 第1回(アラニ)オリエンテーション:本授業の目的・方針・進め方
第2回(アラニ)日本・世界における教師教育研究の展開
第3回(アラニ)教員養成の高度化と教師の専門性の解明のための研究方法
第4回(生澤)教師にとって授業とはなにか-授業づくりの実践と理論史をたどる
第5回(生澤)教材を開発すること-道徳教育と社会科教育のつながりとへだたり
第6回(生澤)子どもを理解すること-学級・学年経営を踏まえて
第7回(内田)学校の論理を読み解く(1)―理不尽な校則の存在意義
第8回(内田)学校の論理を読み解く(2)―「子供のため」という呪縛
第9回(内田)声をあげる,世論をかえる(1)―エビデンスの功と罪
第10回(内田)声をあげる,世論をかえる(2)―教育問題の見える化戦略
第11回(石井)日本の教育財政制度と学校の自律性をめぐる理論的課題
第12回(石井)教育条件整備・学校財政をめぐる各種統計データの活用法-子どもの貧困問題を念頭に-
第13回(石井)学校改革の実践的課題-保護者の教育費負担軽減をめざして-
第14回(石井)学校改革の実践的課題-教職員の多忙化をどう解決するか-
第15回(アラニ)まとめと考察 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ① 授業で課すレポート(30%) 習得 、②授業中のペア学習・グループ学習の活動、探究学習報告、発表など(30%) 獲得 、③最終レポート(40%) 考察 で評価する。合計100点満点で60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 毎回の授業でレジュメを配布する。授業中に適時、指示する。 |
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参考書 Reference Book | | Doll, B.; Brehm, K. and Zucker, S.(2014)Resilient Classrooms: Creating Healthy Environments for Learning, New York: The Gilford Press.Feiman-Nemser, S. (2012) Teachers as Learners, Cambridge: Harvard Education Press.Gewirtz, S.; Mahony, P.; Hextall, I. and Cribb, A. (2009) Changing Teacher Professionalism: International Trends, Challenges and Ways Forward, New York: Routledge.
Hargreaves, A..(2003).Teaching in the Knowledge Society: Education in the Age of Insecurity, New Edition, New York: Teachers College Press,
Lampert, J. (ed.) (2019). The Oxford Encyclopedia of Global Perspectives on Teacher Education, Oxford: Oxford University Press.
石井拓児(2021)『学校づくりの概念・思想・戦略-教育における直接責任性原理の探究-』春風社。
内田良・斉藤ひでみ・ 嶋崎量・福嶋尚子(2021)『#教師のバトン とはなんだったのか:教師の発信と学校の未来』岩波書店。
的場正美・柴田好章 編著(2013)『授業研究と授業の創造』渓水社。Matoba, M.; Crawford, K. and Sarkar Arani, M.R. (eds.) (2006) Lesson Study: International Perspective on Policy and Practice, Beijing: Educational Science Publishing House.サルカール アラニ モハメッド レザ (2014) 「授業研究のグローバル化とローカル化」日本教育方法学会 編『教育方法43:授業研究と校内研修-教師の成長と学校づくりのために-』東京:図書文化、161-119頁。サルカール アラニ モハメッド レザ (2012) 「授業研究会を通した教師同士の学び合い」和井田 節子・柴田 好章 編集『協同の学びをつくる -幼児教育から大学まで-』 東京:三恵社、85-98頁。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 授業時間以外に、主体的に文字起こしや分析をするときがある。 |
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注意事項 Notice for Students | | ⑴ 配布した資料を読んで自分なりの考え・意見・感想などをもち、それらを基に授業中で話し会いの活性化なるための努力・協力すること。⑵ これまで学んできたこと・体験してきたことを基に、教師教育学についての知識を再構築してほしい。 |
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他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否 Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 原則、対面での開講を予定するが、状況によって一部または全部を遠隔授業(オンデマンドあるいは同時双方向)に変更する場合もある。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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