授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 近年,産業・組織領域において心理専門職の需要が高まっている。産業・組織心理臨床は、「働く」ことに関連した心理的支援を目的としている。しかし、「働く」ことは人生、「生きる」ことと大きく重なっている。すなわち、産業・組織心理臨床とは、働くすべての人を対象とし、働くことは生きることを背景として営まれていることを意識しつつ、人が働くことに伴うさまざまな思いを整理し、自分自身の働く意味を見出すことを支援することにより、人が働くことを支えていこうとするものである。本授業では、産業・組織心理臨床について、その特徴および基本的な支援理論と実践について学ぶ。これについて学ぶことにより、産業・組織心理臨床に関する研究や実践を行う上で必要な考え方、高度な専門的知見、ならびにリサーチスキルを身につけることを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | In this Seminar, it is intended to consider the theory and applications of support in Industry and Occupation. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 産業・組織領域の心理臨床に関する包括的な知識を獲得し、研究を行うことができる。
また、これらの知見を生かして、産業・組織領域の心理臨床の実践を行うことができる。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | It is intended to get some findings of t the theory and applications of support in Industry and Occupation. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 本授業では講義と参加者間のグループディスカッションで理解を深める。授業後はリアクションペーパーに授業やグループディスカッションで学んだこと,疑問点などの記入を求める。
第1回:産業・組織領域における心理臨床とは
第2回:キャリアの心理学
第3回:ストレスの心理学
第4回:産業・組織の心理学
第5回:労働関連法規
第6回:産業精神保健、産業医学
第7回:組織内キャリア発達支援
第8回: うつと自殺の予防
第9回:職場復帰支援
第10回:心理教育
第11回:危機介入
第12回:職場のハラスメント
第13回:職場における連携、外部EAPの活用
第14回: 大学における就職支援
第15回: 学校場面におけるキャリア教育 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 産業・組織領域の心理臨床に関する包括的な知識の獲得度について、授業あるいはディスカッションへの積極的な参加(40%)、リアクションペーパーおよび最終レポート(60%)により評価する。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 金井篤子編 産業心理臨床実践 ナカニシヤ出版
教科書の購入については,購入方法を別途ご連絡します。 |
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参考書 Reference Book | | 金井篤子編 産業・組織心理学を学ぶ 北大路書房 他
参考書の購入については,購入方法を別途ご連絡します。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 教科書に事前に目を通し,疑問点などをまとめておく。授業後は各自関心を持ったテーマについて独自に調べるなど行う。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否 Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面授業を予定しているが,状況によっては,遠隔授業(オンライン型)に切り替える場合がある。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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