学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法・博前
時間割コード
Registration Code
2300370
科目区分
Course Category
法学研究科開講科目
Courses Offered by the Graduate School of Law
科目名 【日本語】
Course Title
民法基礎研究ⅡA
科目名 【英語】
Course Title
Fundamental Studies in the Civil Code ⅡA
担当教員 【日本語】
Instructor
松田 貴文 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MATSUDA Takafumi ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 金曜日 5時限
Spring Fri 5
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style
演習
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
 この演習は、講義で習得した知識を前提として、法的な問題について自ら考え、解決することができる能力を身につけることを目的とします。なお、本演習は民法のうち主として財産法に関する問題を対象とします。
 具体的な内容としては、財産法を中心とした民法の重要問題を素材として、①受講者による研究報告、および、②受講者全員による事例問題の検討を通じて、基本的な知識を身につけることを目指すほか、その知識が具体的な紛争においてどのように用いられるのか、教科書を読む学習だけでは身につけることが難しい能力の養成を目指します。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this seminar is to learn basic knowledge on the Japanese Civil Code and to foster basic legal skills. To achieve this aim, participants are asked to make research reports on important topics regarding the Civil Code.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1 財産法を中心として、民法および隣接法領域に関する基本知識を習得する。
2 法律論を展開する基本的な能力を身につける。
3 社会における法的問題・課題を分析し、自ら解決方法を考えることができる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The goal of this seminar is
1 to learn basic knowledge on the Japanese Civil Code;
2 to foster basic legal skills;
3 to analyze social legal problems and propose a solution.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
初回において、グループ分け、報告の割当、今期の計画を決定する。
2回目以降は、初回に決めたスケジュール及びテーマに従って、各回の担当グループが行う報告に基づいてディスカッションを行う。

 ・民法の領域における重要判例、テーマの中から扱うものを受講者と相談の上、決定する。
 ・受講者は、1〜数回の報告を担当する。判例やテーマに関する教科書、論文、裁判例、データベース等を調査し、レジュメを作成する。
 ・報告者の報告をもとに、受講者全員でディスカッションを行う。
 ・ディスカッションを通じて、検討判例およびテーマについての理解を深める。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。
ただし、法学部における民法の講義を受講していることが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
出席・報告・発言・講義に臨む姿勢等を総合的に評価します。
毎回の出席が原則です。
民法に関して習得した知見に基づいて自ら問題を発見し、論理的に考察し、論述・プレゼンテーションをすることができること、及び報告や議論への積極的な参加の有無を合格の基準とします。
Participants will be evaluated based on the research report in the seminar and their participation.
教科書・テキスト
Textbook
初回の講義において、参考文献等を記載した資料を配布します。
Reading assignments are provided in the handout.
参考書
Reference Book
必要に応じて授業内で指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回のテーマごとの参考文献に目を通して疑問点を予め明確にしておくこと。
注意事項
Notice for Students
本演習は学部の演習と共通ですが、院生の積極的な参加も歓迎します。
Students of Faculty of Law (undergraduate level) will be attending this seminar.
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的には対面遠隔併用授業として実施します。遠隔のみの授業の場合は、授業担当教員の指示に従ってください。対面の場合の講義室一覧については、名古屋大学大学院法学研究科ホームページの「NEWS ニュース」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/
The courses are held as hybrid classes employing both face-to-face and remote teaching methods basically. If a course will be held by remote teaching methods only, please follow the instructor's directions. List of lecture rooms for face-to-face methods will be posted in the "News" of the homepage of the Graduate School of Law.
URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業は基本的にはNUCTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via NUCT basically. Questions to instructors should be asked using the NUCT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the NUCT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions