学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法・博前
時間割コード
Registration Code
2301320
科目区分
Course Category
法学研究科開講科目
Courses Offered by the Graduate School of Law
科目名 【日本語】
Course Title
憲法基礎研究ⅡB
科目名 【英語】
Course Title
Fundamental Studies in Constitutional Law ⅡB
担当教員 【日本語】
Instructor
大河内 美紀 ○
担当教員 【英語】
Instructor
OKOCHI Minori ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 火曜日 5時限
Fall Tue 5
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style
演習
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
憲法判例の読み方に習熟するとともに、日本の社会において実際に憲法に関わる諸問題がいかにして生じ、論じられ、解決されて/されずにいるのかを、自分なりに考えられるようになることが、本演習の目標である。具体的には、日本の著名な憲法判例および最新の憲法裁判を素材とし、判例分析・評釈を行う。参加者は、各自の興味関心に基づいて1回以上の報告を担当するとともに、積極的に議論に加わることが強く要請される。具体的な検討素材は、開講時にリストアップする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students acquire the reading skill and knowledge of the constitutional cases. Students will be expected to participate fully in class activities and to make one ore more presentations on Japanese famous constitutional cases. Students will be assigned the cases at their first class.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1:日本国憲法の解釈について、専門的な理解を得る。
2:法的思考方法に則って、日本国憲法の解釈を行い、それについて批判的に論評する。
3:日常に生起する事象の中から憲法上の論点を発見し、自ら批判的に分析する視角を身につける。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
1. Get an expert understanding of the interpretation of the Constitution of Japan.
2: Interpret the Constitution of Japan according to the method of legal thinking and make critical comments on it.
3: Discover constitutional issues from daily events and gain a perspective to analyze them critically.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1:ガイダンス/全1回(予定)
近時の憲法判例から、演習で取り扱う判決を各自に選んでもらいます。新聞等で話題になった判決など、自分だったらどのような判決を勉強してみたいか、考えてくること。参加(オブザーバーを含む)希望者は、必ず事前に連絡してください。

2:判例研究/全14回(予定)
4回を1クールとして判例研究を行なう。1つのクールで、最新の憲法裁判例1つとそれと共通するテーマ・論点を含む古典判例1つを取り扱う。
(1)関連する古典判例の通読(2)関連する古典判例の検討(3)最新判例の通読(4)最新判例の報告および検討
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
憲法学に関連する諸講義を受講している/並行して受講する、または、憲法学に関する基本的知識を習得していること。日常的に新聞等で社会問題に広く目を配っておいてもらいたい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
報告およびディスカッションにおける貢献(他の報告者に対して有効な質問ができること・質問に対して適切な応答ができること)による。
演習で取り扱った諸判決に関する基本的な概念や用語を正しく理解し、それを用いて論理的に考察し論述できることを合格の基準とする。
教科書・テキスト
Textbook
教科書は特に指定しない。 判例集を手元に用意しておくことが望ましい。演習内での言及は、便宜上、以下のものに依拠する。
▶ 野中俊彦・江橋崇『憲法判例集』[第11版](有斐閣新書、2016)
▶ 小泉良幸・松本哲治・横大道聡『憲法判例コレクション』(有斐閣、2021)
参考書
Reference Book
必要に応じて適宜指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
指定された裁判例を事前に各自で検討しておく。
注意事項
Notice for Students
演習では、報告担当者の周到な事前準備はもちろんのこと、参加者全員の主体的関与が強く要請されるため、それだけの意欲のある学生を強く希望する。また、受講者の人数によってはグループ報告形式になることがありうるため、基礎的コミュニケーション能力のあることが望ましい。 なお、ゼミ終了時刻については日常的に「延長」することがあり得るため、その可能性をあらかじめ念頭においてもらいたい。
This lecture will be taught in Japanese.
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この演習の受講を希望する者は、必ず、事前にメールで連絡してください。メールは学生便覧を参照のこと。
この演習に関するお知らせは以下のページで確認してください。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的には対面遠隔併用授業として実施します。遠隔のみの授業の場合は、授業担当教員の指示に従ってください。対面の場合の講義室一覧については、名古屋大学大学院法学研究科ホームページの「NEWS ニュース」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/
The courses are held as hybrid classes employing both face-to-face and remote teaching methods basically. If a course will be held by remote teaching methods only, please follow the instructor's directions. List of lecture rooms for face-to-face methods will be posted in the "News" of the homepage of the Graduate School of Law.
URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業は基本的にはNUCTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via NUCT basically. Questions to instructors should be asked using the NUCT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the NUCT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions