学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法・博前
時間割コード
Registration Code
2301860
科目区分
Course Category
法学研究科開講科目
Courses Offered by the Graduate School of Law
科目名 【日本語】
Course Title
近代日本政治史特殊研究
科目名 【英語】
Course Title
Special Studies in the History of Early Modern Japanese
担当教員 【日本語】
Instructor
増田 知子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MASUDA Tomoko ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 木曜日 4時限
Spring Thu 4
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style
演習
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
近代日本の議会

衆議院、貴族院の帝国議会議事速記録を読解することにより、民意の反映という議会制の機能を検証し、政治過程や制度にどのような民意が反映され、また反映されなかったのかを、解明していく。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The Parliament of Japan in modern era

We examine the function of the parliamentary system in modern Japan called the reflection of the popular will by reading and understanding the proceedings shorthand notes of the House of Peers and House of Representatives. We elucidates what kind of the popular will was reflected, and was not in a political process and a system.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
専門分野における研究能力を養うとともに、今日の政治社会状況に対し、総合的に問題処理能力を発揮できるよう、歴史と現代を結びつけて発想し、自分自身で課題を発見し、それを資料等に基づいて論証していくことを最終目標とします。 研究報告、授業中のディスカッションなど、すべてそのプロセスに必要な内容となっています。 ・受け身で聴講する姿勢ではなく、自主的な関心をもって資料の調査と解読に取り組むようになってもらうこと ・論文の形式をとったレポートの作成ができるようになること ・受講生が自力で資料(議会速記録、政治家の回顧録など)や先行研究の成果を使用して実証できるようになること
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The ultimate goal of this course is to cultivate research skills in specialized fields, and to discover issues on one's own by connecting history and the present, and to present arguments based on materials and other sources, in order to demonstrate the ability to comprehensively handle problems in today's political and social situations. Research reports and class discussions are all necessary for this process. Students are expected to be able to write reports in the form of papers.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
回 / テーマ / 講義内容 / 授業時間外の学修活動 / 関連ページ

1
5月
議会制度についての先行研究、『議会制度七十年史』等の制度関係資料を用いて報告を行う。

2
6月
帝国議会の議事録を通じて立法過程、政策決定過程の実体を調査する方法を事例を挙げて報告する。

3
7月
立法の事例をより掘り下げて報告する。

4
8月
論文形式で報告をとりまとめる。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
実証研究を行っている人は、誰でも受講できます。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
次の3点を評価項目とし、総合的に評価を行う。
総合点スコア 60点未満 F、60~69 C、70~79点 B、80~89点 A、90~100点 特A
1報告について:担当した立法過程、政策決定過程について、法・政策の要点を整理し、的確に争点を整理し、説明を行うことがでてきているか。
2ディスカッションについて:担当の有無にかかわらず、予備知識をもって報告者に対し的確な質疑ができているか。
3期末レポート:立法の政治史的意義について、参考文献を用いて掘り下げた考察ができているか。
教科書・テキスト
Textbook
データベースを使用するため教科書はありません。
参考書
Reference Book
随時、指示します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
*文献調査、資料調査を名大図書館だけでなく、国会図書館、公文書館のデータベース、文献複写取り寄せサービスなどを活用して行うこと。
注意事項
Notice for Students
単位の有無にかかわらず、参加する人は、必ず登録してください。 本授業は、比較的情報環境が整備されているので、遠隔での調査研究を行います。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的には対面遠隔併用授業として実施します。遠隔のみの授業の場合は、授業担当教員の指示に従ってください。対面の場合の講義室一覧については、名古屋大学大学院法学研究科ホームページの「NEWS ニュース」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/
The courses are held as hybrid classes employing both face-to-face and remote teaching methods basically. If a course will be held by remote teaching methods only, please follow the instructor's directions. List of lecture rooms for face-to-face methods will be posted in the "News" of the homepage of the Graduate School of Law.
URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業は基本的にはNUCTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via NUCT basically. Questions to instructors should be asked using the NUCT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the NUCT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions