学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法・博前
時間割コード
Registration Code
2301870
科目区分
Course Category
法学研究科開講科目
Courses Offered by the Graduate School of Law
科目名 【日本語】
Course Title
近代日本政治史研究
科目名 【英語】
Course Title
Studies in the History of Early Modern Japanese
担当教員 【日本語】
Instructor
増田 知子 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MASUDA Tomoko ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 4時限
Fall Thu 4
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style
演習
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
戦時・占領期の政策と立法

戦前戦時占領期の政策と法制度の連続性と断絶について、様々な資料を用いて検討する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The policies and legislation of the wartime and the occupation period in modern Japan.

We examine the policies and a continuity and the break of the legal system using various documents before the war until the occupation period.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
専門分野における研究能力を養うとともに、今日の政治社会状況に対し、総合的に問題処理能力を発揮できるよう、歴史と現代を結びつけて発想し、自分自身で課題を発見し、それを資料等に基づいて論証していくことを最終目標とします。 研究報告、授業中のディスカッションなど、すべてそのプロセスに必要な内容となっています。 ・受け身で聴講する姿勢ではなく、自主的な関心をもって資料の調査と解読に取り組むようになってもらうこと ・論文の形式をとったレポートの作成ができるようになること ・受講生が自力で資料(議会速記録、政治家の回顧録など)や先行研究の成果を使用して実証できるようになること
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
The ultimate goal of this course is to cultivate research skills in specialized fields, and to discover issues on one's own by connecting history and the present, and to present arguments based on materials and other sources, in order to demonstrate the ability to comprehensively handle problems in today's political and social situations. Research reports and class discussions are all necessary for this process. Students are expected to be able to write reports in the form of papers.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
回 / テーマ / 講義内容 / 授業時間外の学修活動 / 関連ページ

国家による社会秩序の維持、統制のために行われた立法をとりあげる。
衆議院、貴族院の各院における法案をめぐる論争について帝国議会議事速記録を用いて考察する。

10月
治安警察法案

11月
人権保護法案
刑訴法改正―陪審法案
過激社会運動取締法案

12月
治安維持法案
治安維持法改正案 廃案

1月
国家総動員法案 
電力国有化法案

2月
改正治安維持法
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
日本政治史、西洋政治史、憲法史の基礎的知識を有していること
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
次の3点を評価項目とし、総合的に評価を行う。
総合点スコア 60点未満 F、60~69 C、70~79点 B、80~89点 A、90~100点 特A
1報告について:担当した法案について、審議過程を整理し、的確に争点を整理し、説明を行うことがでてきているか。
2ディスカッションについて:担当の有無にかかわらず、予備知識をもって報告者に対し的確な質疑ができているか。
3期末レポート:立法の政治史的意義について、参考文献を用いて掘り下げた考察ができているか。
教科書・テキスト
Textbook
適宜紹介する。
参考書
Reference Book
適宜紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
*報告と提出課題の準備を名大図書館、国会図書館など幅広く資料を探索して行うこと。
注意事項
Notice for Students
参加人数の多寡により報告の間隔および回数については配慮する。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的には対面遠隔併用授業として実施します。遠隔のみの授業の場合は、授業担当教員の指示に従ってください。対面の場合の講義室一覧については、名古屋大学大学院法学研究科ホームページの「NEWS ニュース」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/
The courses are held as hybrid classes employing both face-to-face and remote teaching methods basically. If a course will be held by remote teaching methods only, please follow the instructor's directions. List of lecture rooms for face-to-face methods will be posted in the "News" of the homepage of the Graduate School of Law.
URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業は基本的にはNUCTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via NUCT basically. Questions to instructors should be asked using the NUCT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the NUCT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions