学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法・博前
時間割コード
Registration Code
2302060
科目区分
Course Category
法学研究科開講科目
Courses Offered by the Graduate School of Law
科目名 【日本語】
Course Title
国際政治研究ⅠB
科目名 【英語】
Course Title
Studies in International Politics ⅠB
担当教員 【日本語】
Instructor
三浦 聡 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MIURA Satoshi ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 水曜日 2時限
Fall Wed 2
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style
演習
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
グローバル・ガバナンス論の基礎
 COVID-19をめぐる各国政府および多様なアクターによる(単独の、または共同の)政策・取組が示すように、グローバル・ガバナンス――政府間のマルチラテラル・ガバナンス、多様な主体が関わるトランスナショナル(マルチステークホルダー)・ガバナンス、様々なレベルが連動するマルチレベル・ガバナンスを含む――は人々の生命・健康・ウェルビーイングや地球の将来を左右しうる。
 本授業は、グローバル・ガバナンス論の基礎と展開を検討する。その目的は、グローバル・ガバナンスの歴史的展開の概観というよりも、それを分析するための国際政治学的なツールの習得にある。 受講者には毎週課題文献を読むことと授業での議論に積極的に参加すること、とくに報告者には課題文献のレジュメを事前に提出すること、が求められる。
 また、適宜、受講者による研究報告を行ってもらいます。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
"The Basics of Global Governance"
This seminar aims to scrutinize recent literature on global governance. Students will also present their ongoing research.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本授業の到達目標は、①グローバル・ガバナンス(論)の基礎と展開についての理解を深める、②学術的な思考・分析の能力を高める、の2つです。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1:イントロダクション
・演習について説明し、演習の進め方を決めます。

2~15:文献の輪読
・課題文献の輪読を通じて、国際政治学(グローバル・ガバナンス論)の基礎を学び、分析的思考力の向上を図ります。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
国際政治研究ⅠAの履修を前提とします。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業参加(単なる出席というより、議論への積極的参加):50%
報告レジュメ:50%
少なくとも2/3の授業に出席して議論に参加し、担当回の報告レジュメを提出た上で、グローバル・ガバナンス論の基礎を十分に理解していることを合格の基準とする。
授業は時間通りに始めます。度重なる遅刻は成績評価に影響します。
教科書・テキスト
Textbook
必要に応じて授業内で指示します。参考までに、昨年度の授業では以下を取り上げました。
Christian Reus-Smit, International Relations: A Very Short Introduction (New York: Oxford University Press, 2020).
参考書
Reference Book
必要に応じて授業内で指示します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
課題図書の予習と復習をしっかりとこなして下さい。
注意事項
Notice for Students
毎回、指定された文献を読み、論点を考えた上で演習に臨んで下さい。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的には対面遠隔併用授業として実施します。遠隔のみの授業の場合は、授業担当教員の指示に従ってください。対面の場合の講義室一覧については、名古屋大学大学院法学研究科ホームページの「NEWS ニュース」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/
The courses are held as hybrid classes employing both face-to-face and remote teaching methods basically. If a course will be held by remote teaching methods only, please follow the instructor's directions. List of lecture rooms for face-to-face methods will be posted in the "News" of the homepage of the Graduate School of Law.
URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業は基本的にはNUCTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via NUCT basically. Questions to instructors should be asked using the NUCT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the NUCT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions