授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 近年ではコンピュータを用いて機械等を制御することにより,高い機能性,高いエネルギー効率などを発揮する組込みシステムが多数ある。このようなシステムでは,物理的な障害やサイバー攻撃によるコンピュータの不具合は大事故に直結することもあり,安全性という観点からのセキュリティが重要となる。本特論では,組込みシステムのセキュリティを中心的な話題とし,ライフサイクル管理,ソフトウェア,ハードウェア,ウェブなど多角的な視点から深堀りし,専門的なセキュリティの知識と技術を習得することを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | In recent years, there are many embedded systems that demonstrate high functionality and energy efficiency by using computers to control machines and other devices. In such systems, physical failures or computer malfunctions caused by cyber attacks can directly lead to serious accidents, and security from the viewpoint of safety is important. In this course, we will focus on the security of embedded systems from various viewpoints such as lifecycle management, software, hardware, and web, and aim to acquire professional security knowledge and skills. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 以下の知識,能力を身につけることを到達目標とする。
・情報セキュリティの基礎知識
・自動車や航空機,家電等の組込みシステムの安全とセキュリティに関する基礎知識
・ソフトウェア,ハードウェア,ウェブの各視点から,セキュリティの脅威,脆弱性,対策技術を包括的に説明できる能力
・自動車に関するセキュリティの脅威,脆弱性,対策技術について説明できる能力 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 機能安全,冗長システム,開発プロセスなどの組み込みシステムの安全性を確保する技術や規格について学ぶ。同時に,ウェブ,ハードウェア,ソフトウェアの各視点での脆弱性と主要な対策技術について学び,安全性を考える上で必要な幅広い知識を身に付ける。
〔計画〕
1. 組込みシステムの安全とセキュリティ
2. CTFによるセキュリティ基礎技術の体験
3. ウェブの脆弱性と対策技術
4. ハードウェアの脆弱性と対策技術
5. ソフトウェアの脆弱性と対策
6. 自動車に関する脆弱性
7. 自動車に関する対策技術
8. まとめ | |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 講義中に与える課題と最終レポート課題がすべて提出された上で,合計100点満点で評価し,60点以上を合格とする。 | |
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教科書・参考書 Textbook/Reference book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義において説明した内容をもとに世の中の事例を幅広く学んでもらうために,サーベイを中心としたレポート課題を与える。理解を深めるために有益な文献や情報について,適宜,講義中に提示する。 | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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