授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 並列計算機の構成方式,高性能プログラミング技法,並列プログラミング,および,近年のスーパーコンピュータの技術動向の講義を通して,大規模計算の基盤技術の習得を目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this lecture is to obtain basic technologies of large-scale computations by learning hardware methodology of parallel computers, techniques for high performance programming, parallel programming, and advanced supercomputer technologies. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 並列計算機の構成方式,高性能プログラミング技法,並列プログラミング,および,近年のスーパーコンピュータの技術動向の講義を通して,大規模計算の基盤技術の習得を目標とする。
並列プログラミングおよび高性能プログラミング技法について,行列-行列積やLU分解法などの基本的な数値計算処理を題材として学習する。
OpenMP や MPI (Message Passing Interface)など,大規模計算に資するプログラミング技術の理解も行う。
本講義では情報基盤センターの最先端のスーパーコンピュータ「不老」の利用が可能であり,並列プログラミングの基礎能力の育成も目標としている。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 大規模計算による実践的問題解決能力を身に付けるために,並列処理および並列プログラミングの基礎,OpenMPとMPIによるプログラミングの基礎,および,基礎的な数値計算アルゴリズムの並列化方法について紹介する。
それらを説明した後,OpenMPとMPIによる並列プログラミング及びスーパーコンピュータを用いた実習を行う。
〔計画〕
1. ガイダンス,並列計算およびスーパーコンピュータの基礎
2. 並列プログラミングの基礎
3. スーパーコンピュータの実例,使い方
4. 高性能プログラミング技法の基礎(ループアンローリング,連続アクセス,ブロック化,等)
5. OpenMPの基礎
6. MPIの基礎
7. MPIを用いた並列化演習I(行列-行列積)
8. MPIを用いた並列化演習II(LU分解法) | |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 講義中に与える演習課題のレポート100%,合計100点満点で60点以上を合格とする。 | |
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教科書・参考書 Textbook/Reference book | | 必要に応じて配布する。
参考書:
岩下武史,片桐孝洋,高橋大介著「スパコンを知る:その基礎から最新の動向まで」東京大学出版会
片桐孝洋著「スパコンプログラミング入門-並列処理とMPIの学習-」東京大学出版会
片桐孝洋著「並列プログラミング入門:サンプルプログラムで学ぶOpenMPとOpenACC」東京大学出版会 | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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